夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

村雨(むらさめ)のような日中となり  《初出2007.9.5.》

2008-05-30 13:14:57 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、どんよりとした曇り空で朝を迎えていたが、
その後は激しい雨となり、30分前後降った後、
急速に庭全体が明るくなり、陽射しが差し込んで晴れ間となった。
樹木、草花は雨粒をたたえ、陽射しを受けてキラキラと光を帯びていた。

私はまぶしげに庭の情景に見惚(みと)れていたが、
しばらくすると空が暗くなったと同時に、雨が降り出してきた。

その後は、晴れ間となったり、思い出したように降りだしたりしている。

古人の人々は、このようなめまぐるしい状況を村雨と称しているが、
私は一ヶ月の天気をまるで圧縮したような移ろいに、唖然としている。

家内は最初のうちは、洗濯物を干そうかと戸惑ったりしていたが、
何より外出されている方は、お気の毒と思ったりしている。

天上の気候の神々による台風の影響であるが、
風もないので、一番喜んでいるのは樹木、草花かしら、
移ろいの激しい空を見たりしている。


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