夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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『ワンピース』の第64巻、書籍史上初めて400万部に、読書好きな私は驚きながら、そして・・。

2011-11-05 09:21:54 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳となった身であるが、
昨夜、読売新聞の夕刊を読んでいたら、14面にある記事のひとつに動顚させられた・・。

《 ワンピース 初版400万部
                第64巻、書籍史上最多 》

という見出し記事であり、ここ10数年に出版業界は不況と学んだりしている私は、
ほんと~う、どうして、と読書好きな私は思いながら記事を精読したのである。

無断ながら、この記事を転載させて頂く。

《・・
4日に発売された尾田栄一郎さんの漫画単行本「ONE PIECE」第64巻(集英社)の初版発行部数が、
日本の書籍史上初めて400万部に達したことが分かった。

同作は、2010年3月の第57巻で、
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(静山社、上下巻)の持つ初版部数記録290万セットを抜く300万部台に到達。

東日本大震災後の今年5月を除き新刊発売のたびに初版部数をアップさせ、
1年8か月で100万部上積みした。

集英社によると、1巻からの累計発行部数は2億5000万部以上。

2011年11月4日 読売新聞の夕刊 
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


私は遅ればせながら高校生の初めに、読書の底知れぬ魔力に取りつかれて小説、随筆など乱読し、
年金生活の今でも、日常の大半は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
本屋に寄ったり、ときには古本屋に行き買い求めている。

そして出版業界は長年に不況であると学ぶと、
数多くの人たちが携帯電話でたわむれ時間があったならば、
もっと読書をされる方が、遥かに後年に自身を高められる、と余計なお節介を感じている。

こうした中で、たとえ漫画単行本であっても、初版発行部数の400万部は驚異である。
デフレ経済が続くと、何かと人々は一極集中になる、
と35年近く音楽業界のあるレコード会社の管理、情報畑に勤めた私の哲学のひとつであるが、
少しでも出版業界の売上に貢献できる作品で良かった、と喜んでいる。


恥ずかしながら私が漫画単行本『ONE PIECE』の名を知ったのは、
昨年の2010年11月1日であり、この時の心情は、
【 『ONE PIECE』・・何なの、と高齢者の私は心の中で呟(つぶや)き・・。】
と題して、このサイトに投稿し、発露している。

【・・
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の66歳の身であるが、
朝のひととき、ネットでニュースを見ようと【YAHOO! JAPAN】を開き、

《 ONE PIECE 累計2億部突破へ 》

と題された見出しを見て、恥ずかしながらONE PIECE、という言葉は知らなかったのである。

私は何事も好奇心を失くしたら、この人生は終わりだ、という信念の持ち主であるので、
こっそりとクリックした。

無断ながら、記事の大部分を転載させて頂く。

《・・
        <ワンピース>60巻で累計2億部突破 初版340万部は5度目の日本記録更新
                         
                               まんたんウェブ 11月1日(月)4時1分配信

「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の尾田栄一郎さんのマンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の
コミックス60巻(4日発売)の初版発行部数が340万部となり、
シリーズ累計で2億部を突破することが11月1日、明らかになった。
初版発行部数でも自身の持つ日本記録を5巻連続で更新する。

「ワンピース」は、手足が伸びるゴムのような体になってしまった少年ルフィが、
海賊王になるため、3本の刀を使う剣士ゾロや、女航海士のナミらと大海原を冒険する……という物語。

1997年の「週刊少年ジャンプ」34号から連載、1999年からアニメも放送され、世界的な人気作となった。
今年10月から完結へ向けた「最後の海 新世界編」がスタートしている。

60巻は、ルフィの義兄エースを失った「頂上戦争」と、
エース、サボ、ルフィの少年時代のエピソードが描かれる。

(略)

(毎日新聞デジタル)最終更新:11月1日(月)4時1分
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


私は「ワンピース」というのは、漫画の作品のひとつかょ、と思ったりしながら初めて学んだのである。

私は昨今は漫画は見ないし、確か漫画を読んだのは、
小学生の5年生の1956(昭和31)年の頃、漫画の月刊誌の『少年画報』を購入して愛読した。

その後は、1970年(昭和45年)前後に、散髪屋(理容店)に行って、待合室で待機している時に、
漫画の月刊誌名は忘れたが、『あしたのジョー』だけは、読んだりしていた。

そして、1990(平成2)年の前後に、
『美味(おい)しんぼ』の漫画の単行本を少なくとも20数冊は買い求めて、熱読した。

この程度が私の漫画のささやかな軌跡であり、
『ワンピース』は漫画の作品で大ヒットを重ね、アニメも放送され、世界的な人気作となった、
と学んだのである。

そして日本が世界に発信する創作分野としては、もとより小説、映画などがあるが、
漫画はアジアをはじめ、欧米の一部でも、言葉は翻訳され愛読されている、
と私は少し知っているので、今回のニュースは喜ばしい限りである、と私は感じたりしている。
・・】

このように短かな私の心情を発露していて、今の私は微苦笑をしている。

余談であるが、このような驚異的な発行部数は、できうれば、
作家・塩野七生(しおの・ななみ)さんが渾身された作品のひとつ『ローマ人の物語』があるが、
この作品は1992〈平成4〉年より、年一冊のペースで執筆し、
2006〈平成18〉年に『第15巻 ローマ世界の終焉』にて完結した名作がある。

或いは文庫版に於いても、2002〈平成14〉年から2011(平成23)年にかけ、
新潮文庫で単行本1巻を2冊から4冊に分け刊行され、文庫版全43巻が完結した巨編である。

こうした『ローマ人の物語』の作品が、『ワンピース』のように多くの方が購読したならば、
少なくとも日本の政治、外交、軍事、経済に大きく変貌できるのに、
と私は秘かに願ったりしている。


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