夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

都心の郊外は春到来、英語に苦手な老ボーイの私でも、Spring has come、心の中で呟(つぶや)き・・。

2018-03-23 16:10:02 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

私の住む地域では、昨年の12月頃から平年より寒く、1月下旬には四年ぶりに20センチ前後の大雪が降り、
私は大いに戸惑ったりした。

この後の数週間後には、数センチばかりの小雪が降ったりしてきた。

そして3月14日、15日には5月上旬のような陽気に恵まれて、
私は春到来だょねぇ・・と微笑んだりしてきた。

       

しかしながら『春に三日の晴れなし』と古人からの伝えがあり、
春の暖かな青空の快晴の日が長く続くことはなく、

少年や少女の多感の心情のように、天上の気候の神々のきまぐれな采配により、私でも戸惑ったりしてきた。

この後、一昨日の21日の『春分の日』には、私たち夫婦は私の生家の実家となっている長兄宅に行き、
仏壇に安置されている位牌にお線香を捧げた後、
長兄夫婦、そして親戚の御方たちと談笑した後、お墓参りに行っているのが、恒例ようになっている。

       

しかしながらこの日には、朝は小雨降り、長兄宅で談笑している中、まもなく霙(みぞれ)になり、
その後に小雪が舞い降り始めた・・。

やがて私たち夫婦は長兄宅を辞して、帰宅した。

まもなく私たち夫婦はお互いに着替えたりしている中、
『春分の日に、雨が降ってお墓参りを中止したことはあったけれど・・
雪が降って・・お墓参りを中止したのは初めてだねぇ・・』
と私は家内に言ったりして、お互いに戸惑いながら微苦笑をしたりした。

       


まもなく私は玄関の軒下に降りたち、雪が舞降る空を見上げたり、
樹木に少し積もった雪を見たりした。

こうした中、「暑さ寒さも彼岸まで」と古人からの伝えを思いだして、独り微苦笑した。

しかしながら、この時節に舞い降る雪は、冬の季節に別れを告げる春到来を予告するなごり雪であるので、
やがて小雪はやみ、小雨が降りだして、小庭に白いベェールのように彩(いろど)ったわずかな積雪も、
夕方には消え去ったりした。

       

今朝、ぼんやりとテレビで地元の天気情報を視聴すると、
本日より一週間は、晴れ、晴れ時々曇りが続き、平年並みに暖かな日が続く、
と私は学んだりした。

やがて私は、殆ど毎日、家内から依頼された品を求めてスーパーなどに行っている買物メール老ボーイの私は、
家内から本日の買物は結構です、と言われて、
久々に朝の9時過ぎから、遊歩道を歩き、やがて3キロ先の都立の公園まで、歩いたりした・・。

       

こうした中、多彩な春の花にめぐり逢い、記憶のかたみとして、デジカメで撮ったりした。

       

そしてこうした花に見惚(みと)れたりしていると、英語に苦手な私でも、
Spring has come、と心の中で呟(つぶや)いたりした・・。

       

そして百花繚乱のような中を歩きながら、独り微苦笑をした・・。

       

私たち夫婦は、ときおり都心のシティホテル、街、公園、国内の旅先で、異国人から話しかけられ、
私は英語の単語をたどたどしく並べて、身振り手振りで応対していた状況を、
家内が傍で見かけて、家内は私に、外国に行ったら頼りにならないわ、と信頼が失墜しているのが実情となっている。

私としてはサラリーマン時代に、会社として台湾、その後はハワイに旅行で遊学したが、
特にハワイの時は、オプション・ツアーで独りぼっちで、やはり身振り手振りで英語の単語をたどたどしく、
微笑みながら対応したりしてきた。

このような事情もあったりしたが、私たち夫婦として、異国の海外旅行に行ったことのない稀な夫婦となっている

そして気楽に日本語が通じる国内旅行を私たち夫婦は重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

       


このようなことであったが、たまたまSpring has come、と心の中で呟(つぶや)いたりしたのは、
確か1957年(昭和32年)の4月、中学校に入学して、
初めて英語の授業で学んだのは、Spring has come、であったりした。

そして昨今、この時節は3月の下旬の初めには新たなる旅立つの園児は『卒園式』、学童、学生は『卒業式』などが祝賀され、
こうした中で働いて下さる新たなる社会人の諸兄諸姉が、不安と希望を秘めてスタートされる時節でもある。

そして社会の中核である働いて下さる諸兄諸姉も、再就職や人事異動などで、
新たなる職場に配属され、戸惑いながらも意欲充分な志(こころざし)で、勤務される時期でもある。

こうした新生活を過ごされるニュース、或いは学童たちは春休みと知ったりしてきたこともあり、
まもなく春到来の時節だ、と私は学んだりしてきた。

こうした幾多の出来事を見たりしてきた私は、本日散策していると、
春が来ましたねぇ・・と実感させられる中、
何かと単細胞の私は、Spring has come、が甦(よみが)り、
脳裏から舞い降りてきた。

やがて公園内を3時間ばかり歩き廻り、帰宅に向かったりした。

       

そして5時間ばかり歩いたので、いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病には、
勘弁してよねぇ・・と空を見上げながら呟(つぶや)いたりした。


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2 コメント

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Spring has come (田舎)
2018-03-24 23:55:12
 まさにSpring has comeの東京、という感じですね。
 掲載されている一つ一つの写真から春を感じます。
 一方、札幌は春の兆しを感じるとはいえ、まだまだ街中には雪が消えずに残っていて、花などはまだまだ先の話です。
 北海道が東京よりははるかに北にあることを最も感じさせてくれるのは春の訪れの遅さですね。

 その後も、たくさんの花を掲載されていますが、これからもぜひたくさんの花々を掲載していただければと思います。
返信する
とりとめなく・・。 (夢逢人)
2018-03-25 08:01:09
田舎おじさん様。

>まさにSpring has comeの東京、という感じですね。
>掲載されている一つ一つの写真から春を感じます。
>一方、札幌は春の兆しを感じるとはいえ、まだまだ街中には雪が消えずに残っていて、花などはまだまだ先の話です。
>北海道が東京よりははるかに北にあることを最も感じさせてくれるのは春の訪れの遅さですね。

私が現役サラリーマン時代の20代の頃、社員の中に小樽出身の方がいまして、
一時は交遊を重ねました。

そして北海道の各地は、5月の大型連休に於いて、梅、桃、桜が咲き、長い冬が過ぎて、
春到来を多くの御方が実感している、と私は聞いたりしました。

私は今住んでいる地域に結婚前後の5年を除き、住んできましたので、
こうした北海道の各地の情景を想像しますと、その地に生活をして、季節のめぐり・・
ともすれば羨望することあったりしてきた次第です。

これから北海道の各地、日ごとに良き情景が訪れことを
貴兄のブログの写真を拝見することを、私としては毎年心を豊かにさせて下さり、
まさに季節はめぐる・・と思い深めている次第です。
返信する

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