夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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“80歳の壁”を超えられる人の「意外な食事法」、78歳の私は学び、微笑み・・。

2022-12-12 14:26:00 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 現代ビジネス 】を見ている中で、
『 “80歳の壁”を超えられる人の「意外な食事法」
          間食、サプリ、減塩はどうしてる? 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

こうした中で、こうした中、
このような深情を秘めた私は、
今回の《・・“80歳の壁”を超えられる人の「意外な食事法」・・》って、
どのようなことなの、と思いながら、記事を読んでしまった。

この記事は、【 現代ビジネス 】に於いて、12月12日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。
《・・(略)・・医者の間では、「よく食べること」がより重視されるようになってきている。
日々の食事も同じ。
我慢をするのではなく、自由に好きなものを食べたほうが長生きできると、
『「80歳の壁』を超える食事術』を上梓した吉村芳弘医師は語る。



☆空腹を“がまん”するほうが危険

「夕食をしっかり食べているのに、なぜか夜中にお腹がすくんです」
と言う人がいます。

これには、いくつかの理由が考えられます。

まず、加齢とともに一度に食べられる量が、減ってくるということです。
食べているつもりでも、65歳をすぎると量が減るため、
遅くまで起きていたり、寝つけなかったりすると、当然空腹を感じるようになります。

また、病気がなくても血糖値は、1日のあいだで上下します。
食後、時間がたつと血糖値が下がってくるため、夜中にお腹が減ったと感じることもあります。

65歳をすぎたら、お腹がすいたら、がまんせずに食べればいいのです。

photo by iStock
 
 

空腹をがまんしていて、低血糖になるほうが危険です。
お菓子でも、スナック類でも、かまいません。
エネルギーバーのような栄養補助食品を手元に用意しておくと安心です。

ただ、気をつけなければならないケースもあります。
どうしようもないぐらいお腹がすいたと感じるときには、
肝硬変の疑いがあるためです。

肝臓は、血液中のグルコース(血糖)を消費して、エネルギーをつくりますが、
グルコース(血糖)が尽きると、肝臓に蓄えられたグリコーゲンを使います。

ところが肝硬変になってしまうと、
肝臓にグリコーゲンを蓄えることができなくなります。
このため急にお腹がすいて、どうしようもなくなることがあるのです。




☆プロテインパウダー×牛乳が最強

肝硬変の患者さんは、晩御飯を食べて8~10時間ぐらいたつと、
普通の人が3日ぐらい絶食したような状態になります。
自分ではしっかり食べているつもりでも、体はやせ細っていってしまうのです。

このような方には、
「夜寝る前に食事をするとか、朝起きたらすぐに何かお腹に入れるなどしてください」と、
アドバイスします。
もちろん栄養補助食品を常備しておくのも、お勧めです。

「最近、変な時間に空腹を感じる」という人は、
一度受診して肝臓を調べてもらうといいかもしれません。

 
 

「食事がなかなかとれないから、最近はサプリで補充しています」
と言う人がいます。

サプリメントをとることは、悪いことではありませんが、
栄養的には、まったく足らないでしょう。

「1日に必要なビタミン・ミネラル」などと書かれていると、
それを飲んだだけで安心してしまいますが、食事代わりにはなりません。
あくまでサプリは栄養補助食品。

サポートの役割しかありません。
まして、「サプリだけで、お腹がいっぱいになっちゃって」では、本末転倒です。

また「膝が痛いから、膝の軟骨をつくるサプリを飲んでいます」と言う人も多いのですが、
軟骨をつくるサプリをとっても、成分が膝のところだけに、行くわけではないのです。
膝の痛みだけに、それほど効果が出るとは思えません。

それなら食事をきちんととって、プロテインパウダー(注・栄養調整食品)で、
補充するほうがいいでしょう。

朝、食欲がわかないときは、
プロテインパウダーと牛乳で、ドリンクをつくって飲むのもいいと思います。

もちろん野菜ジュースでもいいのですが、
やせている人はできるだけカロリーの高いものを飲んでください。

たとえばバナナやにんじんと牛乳をミキサーにかけるときに、
プロテインパウダーを加えてしまえばいいのです。
できることから簡単にやっていきましょう。




☆高麗人参、ローヤルゼリーは必要ありません

抗酸化物質とかポリフェノール、ビタミンEなど
必要とされる栄養素を考え出せばキリがありませんが、
基本は、たんぱく質です。

抗酸化物質ならワインやお茶でもとることができます。

「滋養強壮のため」とうたっている高麗人参とか
ローヤルゼリーなどは、飲む必要はありません。

たんぱく質をとらずに、どれだけサプリメントを飲んでも、意味がないからです。
たんぱく質中心で3食とっていれば、それで栄養が足りなくなることは、まずありません。


血圧は、年齢とともに上がっていきます。
塩分のとりすぎは、血圧上昇の原因になるので、多くの人は減塩を心がけるようになります。

また、腎臓は、塩分を排出する役割を担っているので、
過剰な塩分摂取は、腎臓に負担をかけます。
このため腎臓病になると、塩分制限が必要になります。

こうしたことから、最近は食品や調味料に「減塩」の文字が目立つようになりました。
もちろん、これは悪いことではありません。
高血圧や慢性腎臓病の人は、できるだけ塩分摂取を抑えたほうがよいでしょう。

けれども、体力の衰えを感じ始める65歳以上の人について、
一律に塩分制限食を課すことには、疑問もあります。

一般に60代から70代ぐらいになると、食事の量は減るので、
同じ濃さの料理を食べ続けていても、自然に塩分摂取量は減っていきます。

また、いままで普通の食事をしていたのに、いきなり減塩食にすると、
「味が薄い」と言って食欲が出ず、
食事の量が、ますます減ってしまうことがあります。

10代や20代の頃のように、たっぷりソースをかけたトンカツや
塩味のきいた唐揚げをお腹いっぱい食べ続けられる方ならいざ知らず、
必要量ギリギリの食事をしながらの減塩食は、あまり意味がありません。

高血圧や慢性腎臓病のステージ3以上でなければ、
塩分を敵視するより「おいしいものをたくさん食べる」ことを優先させましょう。

味がわからないと言って食べないより、濃い味つけでも食べたほうがいいでしょう。
食べられなくて体重が、減ることだけは避けてください。


☆禁酒しなくてもOK

たんぱく質も塩分も、医学的には、さまざまな議論がなされていますが、
大きな流れは緩和方向です。

持病がある人でも「自分は病人だ」と思い込んで、食事を制限していると、
ますます病気が悪化して、フレイルサイクルにはまってしまいます。

「父がお酒をやめないので、健康が心配なんです」
とご家族に相談されることもありますが、
適度な飲酒は、むしろ体調をよくする可能性があります。

お酒が好きな人にとって、禁酒ほどつらいものはありません。
ストレスが溜まるぐらいなら、いままで通り飲んだほうがいいのです。

家族や友だちとの会話も盛り上がります。
それで、さらに食が進むなら大歓迎です。

 

もちろん、ろくに食事もせずに、お酒ばかり飲んでいて、
体重が減るのは、NGです。

また、眠れないからといって寝る前に、
お酒を睡眠薬代わりにするのは、避けてください。

寝酒をすると、たとえすぐに眠れても、
アルコールの代謝の影響で、深夜に目覚めてしまったり、
眠りが浅くなってしまったりして、眠りの質が悪くなります。
利尿効果でトイレに起きてしまうという弊害もあります。 
・・ 》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回は、《・・ “80歳の壁”を超えられる人の「意外な食事法」・・》、
78歳の私は、真摯に学び、多々教示させられたりした。

こうした中、特に《・・高血圧や慢性腎臓病のステージ3以上でなければ、
塩分を敵視するより「おいしいものをたくさん食べる」ことを優先させましょう。

味がわからないと言って食べないより、濃い味つけでも食べたほうがいいでしょう。
食べられなくて体重が、減ることだけは避けてください。・・》、


このことについては、我が家の家内は、私が塩分取り過ぎを心配してと思い、
みそ汁は中止・・


更に、お醤油は、小さなスプレイー型のお醤油差しで、出来る限り少なく、
と忠告を受けたりしているので、今回、学びながら、微苦笑してしまった。



私の平素の朝食に関しては、幼年期に農家の児として育ったので、
齢ばかり重ねた今でも、 朝食は、ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた
庶民の一汁三菜(いちじゅうさんさい)の真似事をしている。  

私の朝食の原則として、前菜を必ず頂いている。
タマネギをスライスし、生ワカメとあえて、わずかにミツカンポン酢をかけて、
大きめの皿で盛大に食べたりしている。

やがて十六穀米の入った白米のご飯を1合ばかり炊(た)いたのを、

三分の一ばかり盛ったお茶碗で頂いている。

残りの御飯は、半分づつラップに包み、
冷蔵庫に保管して、翌日用、翌翌日用として、電子レンジで温めて頂いているのが、
実態となっている・・。

そして調味料を加味しない納豆、そしてコブの佃煮などを必須として、
これ以外はピーマンのミソで炒めたもの、ゴボウかハス、そしてシラタキのお醤油で炒めたもの、
食べたりしている。

そして私は魚介類が苦手で、やむなく瓶詰のシャケ、ときには缶詰のサバの味噌煮、
食べたりしている。

家内は時折つきあうが、大半は食パンにジャム、オレンジ・ママレード、或いはブルーベリーを塗り、
二枚ばかり食べながら、呑むヨーグルトを飲みながら頂くことが多い。
そしてバナナなど果物も食べたりしている。  
                                                                        


やがてお互いに制約しないフリーの昼食として、
昨今の私は、リンゴひとつ、トウモロコシの缶詰をひとつ、
食パンをハムで挟んで一枚を食べたりしている。
         
やがて夕食の時は、キャベツを千切りにして、そしてブロッコリーなど
大皿に盛ったのを、電子レンジで温めて、そしてソースを少しかけて、盛大に頂いている。

まもなくロースト・ビーフか牛肉、豚肉、鶏肉など、その日に応じて200グラム程度を食べたりして、
モヤシの炒めものを食べたりしている。

こうした中、お酒は缶ビール500mlを5日毎に、たった一本となっているが、
かっての呑兵衛だった私は、不思議なことに充分に満足となり、
歌を忘れたカナリヤのようになっている。

こうして中で、家内は肉と野菜を食べたりした後、プリンかショートケーキを食べたりしている。


このような私の一日の食事内容であるが、高価な食材には無縁であるが、
年金生活18年の中、昼食以外は殆ど変わらず、こよなく愛食している。



そして私は、こうした食べ物を終末期まで、食べられたら、
限りなく幸せ・・と思ったりしている。
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