先程、愛読しているネットの【 現代ビジネス 】を見ている中で、
【 年金暮らしの人が「旅行」「外食」「携帯料金」を格安にする裏ワザ 】と見出しを見たりした・・。
私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
恥ずかしながら何かと無知なことが多く、
今回の標題を見て、どのようなことですか・・と思いながら記事を精読してしまった。
この記事は、経済アナリストとして第一人者の森永 卓郎さんの寄稿文であり、
ネットの【 現代ビジネス 】に2018年9月30日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
《・・年金暮らしの人が「旅行」「外食」「携帯料金」を格安にする裏ワザ
毎日なけなしの年金で、生活をやりくりするのが苦しい。
やっと仕事から解放されて、自由な時間を満喫できると思っていたのに、こんなはずじゃなかった・・・。
仕事をリタイアしたあと、そんな現実に直面して、唖然とするのはよくあることです。
現在の年金制度では、自営業など国民年金だけの人だと、支給額は月額約6万5000円。
厚生年金加入者にしても、平均受給額は15万円ほど。
そのため、65歳以上の高齢者世帯の大半が、年収300万円以下で暮らしており、
リタイア後は、働いてせっせと積み上げた貯蓄を、取り崩していかざるを得ないというのが現実です。
では、われわれは、死ぬまで預金通帳の額が減るのに、びくびくしながら、
老後破産に怯えて、過ごさなくてはいけないのか。
人生100年時代だというのに、そんな味気ない老後を過ごすしかないのか。
じつはその答えは、「NO」です。
むしろ「年金暮らし」であるという身分をうまく活用することで、
お金をうまく節約し、さらに稼げる方法があるんです。
知らないと損するマネーの裏ワザを紹介する前に、
まずは年金暮らしの人が押さえておくべき「時間活用」という考え方について説明しておきましょう。
☆航空券が半額以下になる
年金暮らしの人が、なにより活用できるの「時間」です。
学生が学校に行っている間も、サラリーマンが会社で働いている間も、
年金生活者は、なにをしていても文句も言われないし、怒られることもありません。
おカネを貯めたり、稼ぐには、この時間というのが重要な要素であって、
自由な時間を有効活用できるのは、最大の「強み」になる。
年金生活者は、それを最大限利用することを意識するだけで、
自分たちにしかできないおカネの裏ワザが、いくつも見えてくるのです。
たとえば、飛行機のチケット。
65歳以上のシニアの方だと、当日空席のチケットが格安で購入できる(①)のをご存じでしょうか。
JALの「当日シルバー割引」、ANAの「スマートシニア空割」などがそれ。
圧倒的なのは、その割引率で、なかには50%超えるチケットもあります。
時間に余裕があるシニアだからこそ、フラッと格安で旅行に行ける。
旅好きの方、老後は夫婦で旅行をしたいと思っていた方は、これを利用しない手はないと思います。
普段のスーパーでの買い物にしても、時間をうまく使うことで、だいぶ節約できます。
年金支給日である毎月15日には、スーパーが特売(②)をやっていることが多いと知っていますか。
この特売日に合わせて、できるだけひと月分の買い物を済ませるのです。
サラリーマンであれば、「その日は仕事が遅くなったので、
スーパーの開店時間に間に合わなかった」ということもあるでしょう。
が、年金生活者であれば、その心配は無用。
朝から準備万端で、買い物にのぞめるので、生活費を安く抑えられるわけです。
洋服などの買い物は、是非ともフリーマーケット(フリマ)を活用してください。
いまは『メルカリ』など、スマートフォンのフリマアプリが流行っていますが、
そのコツはあとで説明します。
年金暮らしの方には、ひとまずは公園などで開催されているリアルなフリマがおススメです。
なにせ、フリマはお宝の宝庫。
時間に余裕のある年金暮らしの人であれば、朝一から会場に行けますから、
そのお宝を真っ先にゲットできる可能性が高まります。
また、夕方くらいになってくると、実質的にタダでもらえる商品もでてきます(③)。
売り主は、モノを処分しにきているので、持って帰るより処分したいという人も多いんです。
これをゲットしない手はありません。
☆こんなものが売れるか? というものが売れる
年金暮らしの人が、みずからフリマでモノを売って、稼ぐ方法もあります。
たとえばいま、横浜のシュウマイで有名な崎陽軒の「しょう油さし」は、
期間限定版であれば、前述したメルカリで、500~600円で売れるんです。
マニアがいるんですね。
500円で売れれば、手数料と送料分を抜いても、310円が手元に残る。
そうすると、崎陽軒のシュウマイ620円を実質310円で食べられる(④)ことになります。
6月上旬には、京急と崎陽軒のコラボ弁当が販売されていました。
これは並ばないと買えなかったのですが、その期間限定の弁当についたプレミアムの「しょう油さし」は、
最初1週間ほどは1個2200円で取引されていました。
弁当が1200円だったので、800円以上のおつりがきてしまう。
並んで弁当を買って食べて、メルカリでしょう油さしを売るだけで、800円の儲け(⑤)。
これはサラリーマンには、決してできないおカネの作り方です。
時間とは、こういう風におカネにかえられるものなのです。
☆ほんの少しの工夫でハッピーに
こういう類いのネタは、無数にあります。
私はトミカのミニカーのコレクターですが、
ミニカーが発売された先から、すべてを買おうとすると毎月5万円~6万円はかかってしまう。
それなのにすべて買っている人が、周囲に少なからずいて、
なぜそんなにおカネがあるのか不思議だったのですが、SNSの仲間に教えてもらって謎がとけたんです。
彼らは限定品が出ると、必ず並んで買う。
そのときに、店が売ってくれる範囲内でなるべくたくさん買う。
そのうち1つを自分のモノにして、残りをすべて仲間に売る(⑥)んです。
実際、私は彼らからミニカーを買っているのですが、
忙しい私の立場からいえば、並んで買う余裕はないからありがたい。
彼らにしても趣味と実益を兼ねられるから、最高のプチ商売になっているわけです。
どうでしょうか。
少し工夫をするだけで、年金暮らしがリッチでハッピーなものになるという気持ちになってきたでしょうか。
☆米代が激安になる方法
まだまだ裏技はあります。
外食費をおさえるために、株主優待とクーポンを活用する手があります。
たとえば、すかいらーくグループは、高齢層は5%の割引カードがもらえます。
そのうえ、新橋の金券ショップに行くと、すかいらーくグループの株主優待券が87%くらいの割引価格で買える。
この2つは併用できるので、2割引き近い価格で、
すかいらーくグループのレストランで食事ができます(⑦)。
細かいと思われるかもしれないけど、これだけやればかなりお得です。
ふるさと納税も駆使しましょう。
たとえば、静岡県の小山町にふるさと納税をすると、リンガーハットの食事券がもらえます。
お米もふるさと納税で手に入ります。
いまふるさと納税で1万円寄付すれば、20キロほどもらえます。
2万円も寄付すれば、高齢の2人世帯なら1年分にはなるでしょう。
しかもふるさと納税ですから、ほぼ全額税金で控除され戻ってきます。
これでお米代は劇的に安くなる(⑧)わけです。
そもそも、年金生活者の家計を圧迫する最大の支出は「食費」。
ここが圧倒的に大きいのですが、現役時代のように感覚が抜けずに、
この支出が過大になっている人は少なくありません。
そういう方には、思い切って引っ越しをおススメします。
狙い目は、「都心からおおむね30km」のエリア。
物価というのは、都心から距離が離れて行くと「U字型」になる特徴があり、
都心から郊外にいくと下がっていくのですが、都心から距離があり過ぎると高くなる。
都心からおおむね30キロ圏が最も安くなる(⑨)のです。
もちろん関東圏で言えば、横浜などは例外ですが、
埼玉の所沢あたりは、一番物価が心地よいエリアといえるでしょう。
ちなみに、私はその所沢に住んでいます。
駅からバス便のエリアならば、1000万円で、いい中古物件が買えます。
周囲には畑があって、野菜の無人販売場がある。
100円で、何種類も野菜が手に入ります。
しかも、家には畑がついていたりして、そこで野菜を育てれば、さらに食費も安くなるし、
ないよりスーパーの買い物も、都心より全然安い。
たしかに仕事をしているときには、バス便はつらい。
でも「自由業」になるなら、バス便のところでもいいじゃないですか。
思い切って都心から引っ越してみるのも手だと思います。
年金暮らしになって、時間があり余っているということは、実におカネを有効に使えることとイコール。
仕事の電話に追われることもないのですから、携帯も格安スマホで十分。
私は仕事用に別に持っていますが、
プライベート用は楽天モバイルの一番安いスマホで月額1250円です(⑩)。
それでもネットが見れて、メールも使える。
通話料は高いので、メールで用件を伝えればいい。
このように家計の工夫に熱中すると、いろいろな発見もあって楽しく生きられます。
みなさんもぜひ、今日から始めてみてはいかがでしょうか。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
記事を読み終わった後、経済アナリストとして第一人者の森永 卓郎さんの創意工夫のある多彩な節約など
多々教示され、恐れ入りました・・と私は心の中で呟(つぶや)いたりした。
私は、過ぎし2004年(平成16年)の秋、私は定年退職後、多々の理由で年金生活を始めた。
そして私は、自主的に平素の買物担当となり、家内の依頼されて品を求めて、
毎日のように独りでスーパー、専門店に行ったりし、買い物メール老ボーイとなっている。
こうした中で、私は駅前で買物する場合は、駅までの15分前後の道のりも、
利便性の良い路線バスなどに頼らず、殆ど歩いたりし、
路線バスの片道は220円なので、440円使わずに済んだよねぇ・・、と独り微苦笑する時もある。
この後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。
私の友人、知人などの多くは、月に1万円ぐらいの『スポーツジム』に通ったりしているが、
私はバスが走行する歩道、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを歩いている。
こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。
こうした中、四季折々のうつろう情景を享受したり、歩くことは健康の源(みなもと)であり、
遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、女性グループの御方たちと、話しかけられたり、
或いは話しかけたりして、談笑する時もある。
こうしたことを殆ど毎日、午前中のひとときを過ごして、
無料で体験をして、心身のビタミンだねぇ・・と微笑んだりしている。