ＧＷの最終日、東京郊外は初夏のような陽気に恵まれる中、我が家も平常となり・・。

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の６８歳の身であるが、
午前の１０時過ぎ、テラスに下り立ち、ぼんやりと初夏のような陽射しを受け、
ときおり吹く風は心地よく、薫風かしら、と微笑んだりした。

今朝、テレビでニュースを視聴したりすると、
過ぎし４月２７日より、ゴールデン・ウィークと称されている大型連休も本日の６日で終わるので、
《・・新幹線や高速道路の上り線は、古里や行楽地で過ごした人々によるＵターンラッシュで混雑が続き、
高速道路の大半は渋滞が予想され、
空の便も、羽田着の日本航空、全日空が終日、ほぼ満席・・。
そして成田空港では連休を海外で過ごした人たちの帰国がピークを迎え、
到着ロビーは大きな荷物やお土産を持った旅行者らで混雑しています・・》
このような意味合いを報じていた。

私は働いて下さる現役の諸兄諸姉は、何かと日頃は多忙で過酷な勤務をされている方が多いので、
せめて大型連休の時ぐらいは、ゆったりと休息されたり、
或いはご家族で皐月晴れの中、ご自由に行楽地などに行かれたり、
旅行をされりして過ごされればよい、と思ったりしてきたので、
どうかご無事で帰宅して下さい、と心の中で呟（つぶや）いたりした。
　　　　　　　　　　　　　　　

私たち夫婦は子供に恵まれずたった２人だけの家庭であるが、
雑木の多い小庭に築後３５年の古ぼけた一軒屋に住み、 　　　　　　　　　　　　　　
お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

たまたま今回のゴールデン・ウィークの大半の過ぎし４月２８日より昨日の５日まで、
家内は独り住まいとなっている家内の母宅に７泊８日で行った。

家内の母は日常生活の身の廻りはある程度は出来ているが、
庭掃除、季節に応じたのカーテン、布団、衣服、暖冷房器具などの出し入れがままならす、
家内が大掃除を兼ねて、孤軍奮闘してきた。

この間の私は、独りぼっちとなり我が家の留守番役に徹してきたのであるが、
昨日の夕方に予定通り家内は帰宅するので、昨日の私は朝から何かと忙しく過ごした。
　　　　　　　　　　　　　　　
起床は６時半で雨戸を開け放ち、新鮮な空気を入れ、
洗面後は最優先として一合ばかりのお米を洗い電気炊飯器に５分後にセットした。
この後は読売新聞の朝刊を読みながら、煎茶を飲んだりした。
朝食は幼年期に農家の児として育ったので、齢はかり重ねた今でも、
ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた庶民の『一汁三菜』としている。

私は単細胞のひとりなので、白米のご飯、インスタントのワカメの味噌汁、
そしてコブの佃煮、ラッキョ、福神漬け、シャケの瓶づめ、或いは鯖（サバ）の味噌煮の缶詰が、
不変のように食べたりしている。

朝食後は、ただちに台所で皿洗いなどをして、台所を清めたりした。
そして冷蔵庫には、ビール以外は殆ど在庫が無くなり、
最寄りのスーパーに行き、野菜、果物、肉、パンなどの食料品、
そして家内の好みのロールケーキ、私用の柏餅（かしわもち）を買い求めて帰宅した。

この後、室内の掃除を一時間ぐらい、電気掃除機などで手抜きながらした。

そして何とか手抜きながら終わって、
多少ながら家内が帰宅しても大丈夫かしら、と思ったりし、
愚図でのろまの私でも・・と微笑んだりした・・。

この後、安堵してぼんやりとしていた時、
お風呂場の掃除を忘れいた、と気付き、私は下着姿となり、浴室をくまなく洗い清め、
一時間半ばかり奮戦した。

この後、室内の和室、洋室、台所、居間、玄関などを歩き廻りながら、
『ハイ、ＯＫです！』
と指差し確認し、小声で言ったりした。

そして私はブログの投稿文に綴り始めることが出来たのは、
午後３時過ぎであった。

この後、４時過ぎに家内は帰宅し、我が家は平素の日常となった。
　　　　　　　　　　　　　　　

今朝、家内は洗濯機にセットしたり、この間に料理をし、
私たちは朝食を頂き、この後は家内は台所で皿洗いなどし、
この後、室内を掃除している。

この間の私は、煎茶とコーヒーを淹れたりする、家内の茶坊主に徹し、
やはり我が家は家内が主役で廻っている、と感じたりしている。

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