夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ふたりで一人前の我が家、GWの大半、私は独りぼっちの留守番となり・・。

2013-05-05 15:25:15 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳の高齢者4年生の身であり、
私たち夫婦は子供に恵まれずたった2人だけの家庭であるが、
家内は過ぎし4月28日より独り住まいとなっている家内の母宅に7泊8日で行っている。

世の中は4月の27日頃から明日の6日まで、
ゴールデン・ウィークと称される大型連休の方が多いと思われるが、
私は我が家の留守番役に、この大半を過ごしてきた。

こうしたことの理由は、このサイトの一昨日の3日に於いて、
【 『おひとりさま』の生活、何かと男性は弱く、女性は強い、と私は確信を深めながら・・。】
http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/501a3eb3a47cf638540e031af30e711f
と題して投稿したので、省略する。

              
私たち夫婦は共に年金を頂く身となって、私は平素の買い物の専任者となっているが、
これ以外の掃除・洗濯・料理などは家内に依頼している。
私は定年後から年金生活をしてきたが、何かしら現役サラリーマン時代の緊張感が無くなり、
時折ぼんやりとしたりすることがある。
その上、ここ数年ぐらいは体力の衰えを実感している。

そして我が家は金庫がないので、最寄りの銀行の貸金庫を利用している。
こうした時、我が家としては重要な不動産に関する書類、定期貯金通帳などをあずけているので、
私たちは出し入れをする時は、間違いないようにも、必ずふたりで確認してきた。

或いは人通りの少ない道に家内が出かける時は、
高齢者の私でもボディーガートも兼ねて、私は共に出かけたりしてきた。

このように私たち夫婦は、ふたりで一人前だょねぇ、
とお互いに微苦笑してきた。

              
今回、たまたま4月28日より本日の5日までの間、私は独り住まいとなり、
家内は母宅に7泊8日で行っている。

日常は定年後から自主的に平素の買物担当となり、
独りで 毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受しているが、
家内が留守になると、二日に一回となってしまった。

しかしながら随筆、ノンフィクション、小説、現代史、総合月刊雑誌などの読書は平常通り、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴いたりしてきた。

そして日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを心の発露の表現手段として、
このブログのサイトに、いつものように毎日投稿してきた。

               
我が家は築後35年の古びた一戸建てであるが、
この間、何か火災、戸締りの不備などで、最悪の場合、もう一度新たに新築するようなことがあったならば、
老後の貯金は大幅に減少するので、小心者の私は困苦するのである。

こうした心情から戸締りなどは、もとより平素の場合は主(あるじ)の私であるが、
いつものように夜の9時過ぎには、玄関、台所、お風呂場などを点検する時、
『ハイ、OKです!』
と指差し確認し、若き自衛隊の諸兄に負けないように、元気な声で言ったりしている。

平素の場合は、この後、居間でテレビを視聴しているか、雑誌を読んでいる家内に、
『戸締り・・終了致しました!』
と私は家内に報告したりしている。
こうした後に
『ご苦労であった!』
と家内は私に言うのである。

私の現役時代に於いては、ご苦労さまでした、と家内は優しく労(ねぎら)いの言葉をしていたが、
ここ3年前の頃から、 どうしてなの、と私は不思議に思ったりした。

そして思い当るとすれば、家内は以前にNHKの連続ドラマの『篤姫』を視聴した頃からで、
お姫さま、或いは奥方に影響されたのか、
このような言葉を私にするようになっていることが多い。
               

今回は家内も留守のことがあって、報告できる相手がいなくて、
困ったなぁ、と苦笑したりしてきたのである。


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コメント
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