夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『今月は28日で終わりかょ』、と少しボケた私は心の中で呟(つぶや)き・・。

2013-02-25 07:55:37 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳の身であるが、
今朝、パソコンの置いてある机の前の椅子に座り、ほんやりとした後、
机の中のカレンダーを取りだして見たりした・・。

このカレンダーはある旅行会社から頂いたもので、
年金生活の私でも特記事項をメモ書き代わりに殴り書きをしている。
               
そして少しボケた私は、今月は28日で終わりかょ、と心の中で呟(つぶや)きながら、
微苦笑した・・。

私は民間会社の中小業で35年近く奮闘し、
何とか定年退職できたのは、2004(平成16)年の秋であった。

その後、年金生活に入り、ときおり暇にまかせて、つまらないことを考えたりする悪い癖がある。

例えば、この2月は、どうして平常月より日数が少ないの、といったようなことである。

私は小学生の時は劣等生ながら、疑問のひとつであり、
家の中にあるどのカレンダーを見ても2月は平常月より短く、
大人の世界の常識と思い、こんなことを訊ねたらこの児本当にバカなんだ、と危惧したりし、
恥ずかしくて60年近く訊(き)けなかったのである。

この難問が解明できたのは、定年後の半年ばかり過ぎた頃で、
知識人のひとりの藤野邦夫・著の『幸せ暮らしの歳時記』(講談社文庫)を再読していたら、
《・・
前43年に初代ローマ皇帝になったアウグストゥスのご機嫌をとって、
元老院が彼の誕生月の8月を『アウグストゥス』と改称し、
それまで30日だったこの月の日数を増やすために、
2月から1日を移した
・・》
と明記されていた。

私はローマ皇帝に対し、時の元老院の人々のふるまいに、呆れながらも驚いたりした。

このように東洋の片隅にある日本に於いても、
地中海文明の華やかしきローマ帝国の遥か2000年前の決定事項を
1873(明治6)年の頃から、歴然と受け入れている不思議さに、私は微苦笑してしまったのである。


このように思いを秘めている私は、あと4日で2月も終わってしまうので、
必須事項は『国民健康保険』と『固定資産税』の支払いぐらいかしら、とぼんやりと思ったりしている。

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コメント (4)
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