散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2005.11.03 サン・マロ (3) 自転車がある風景

2008-02-19 16:46:02 | 海外旅行
「自転車がしっくり風景に溶け込んでいる、或は「自転車がしっとりした風景を演出している」と思ってこの写真を撮った。
しかし今見直せば、自転車の三角フレームの間に取り付けた板に「カフェ・クレープ屋」とある。そこにあるカフェの「看板」として置いたようだ。
だとすると、なかなかおしゃれでユニーク、さまになっている!





2005.11.03 サン・マロ (2) 「人形のカフェ」

2008-02-18 16:52:12 | 海外旅行
レンヌからサン・マロまで、ホテルを出てから何のかんので二時間ほどかかった。
城壁に囲まれたサン・マロの街へ入る門を通った所で一服とした。入ったのは何やらアンチークなカフェ。ガラガラ。
見上げると、壁の一部全面に人形が飾ってあった。一つ一つは可愛いが、薄暗い中、こうして「集団」でいられると、やや不気味。
程なく、学生の一団が入ってきた。それで、少しは賑やかな雰囲気となった。




2005.11.03 サン・マロ (1)

2008-02-17 17:42:16 | 海外旅行
レンヌから路線バスを利用して日帰り往復。片道約一時間半かかった。運賃は、何と、片道3ユーロ。列車を使えばこの三倍ほどはかかる。
旅行案内書によれば、サン・マロは「海の男たちの町」とか、「今ではブルターニュでもっとも人気のあるリゾート地」とか。その上、その地名の響きが音楽祭で有名な「サン・レモ」に似ているところもあって耳に心地よい。
ただそれだけで、小生、「行って見たい」というミーハー気分にさせられていた。
しかし、結果的に言えば、「言ってみてちょいと失望」。町の全体的な印象が、何かガス抜きされたような感じだったのだ。理由は;
サン・マロは、戦争や火災による破壊から復元された、いわば人工の史跡。よく復元されているが、やはり時の熟成に欠けるぶん、如何せん「軽い」。その上、ちょうどシーズンオフで街全体に気合が入ってなかった。
それで、当方の「カメラ目線」も余り輝くことなく、撮った写真も少ない。下の写真は、そんな中でまあマシかと思われる一こま:



2005.11.02 レンヌ夕景

2008-02-16 09:32:42 | 海外旅行
この旅行では、レンヌを基点に周囲の観光スポットに出かけた。結果的に、四泊もした割にはレンヌの風景の記憶は薄い。
ディナンから戻った夕方、晩飯方々、旧市街をぐるっと歩いてみたのだけが、今となってはレンヌ見物の思い出となっている。
最初の写真は、町の真ん中を東西に横切る運河。駅からは、この運河にかかる橋を、写真右方向に渡って旧市街に入る。
レンヌは、ブルターニュの中心都市。そこで人々が暮らし、活動する場となっている。その「観光地ではないところ」に、我々「旅人」の心をゆっくりさせてくれる部分があるようにも感じた。




2005.11.02 ディナンからの帰途: 列車

2008-02-15 16:12:34 | 海外旅行
夕方、同じ路線で泊地レンヌに戻った。
レンヌ・ディナン間の鉄道路線には直行は無く、ほぼ中間のドルで乗換えとなる。ドルは、それこそ駅舎しかないというような場所にある駅。
写真は、そのドルで撮った列車。ディーゼルだ。側面に「1」とあるのは、その部分、車両の半分が一等室になっている。
もう一枚は我々が乗った二等の車内。十分に小奇麗だった。




2005.11.02 ディナン (4) シーズンオフのディナン港

2008-02-14 10:06:30 | 海外旅行
ディナン港はランス河に面した港だ。昔は、イギリス海峡に面した要港、サンマロとの間に貿易船が行き交ったという。
今はレジャー・観光用の港になっているように見えた。しかし、ちょうどシーズンオフのせいでもあるのだろう、動く船の姿も人の姿もなく、港はひっそりと静まりかえっていた。
港の少し上流方向すぐ隣、古い町並みの中に「Cercle Nautique (ボートクラブ)」と描いた看板のある建物。そこの艇庫からボートを出し入れしていた。シーズンオフ中のボートの手入れといったところかもしれない。




2005.11.02 ディナン (2) 旧市街

2008-02-12 15:35:14 | 海外旅行
ヨーロッパに何度も足を運んだと言うわけではないが、やはり、古いこじんまりした町の旧市街が一番好きだ。中でも、余り観光地ずれしていない町が良い。
静かで、積もった時間がゆっくり流れている感じがして、どっしりしていて、しかもセンスが良い。その中に「市民」の暮らしが根付いている。
日本とはだいぶ質を異にする世界だけに、くたびれるところもないではないが・・・。しかし、「これがヨーロッパ」という感じがする。
ディナンも、私にとって、「お気に入り」とできるような「ヨーロッパの旧市街」だった。




2005.11.02 「昔」がそのまま息づく町、ディナン (1)

2008-02-11 16:34:57 | 海外旅行
ディナンは、この旅行の中で一番「当り!」と思えた町だった。
「シーラカンスのような」と言ったら完全に言いすぎだが、「昔がそのまま息づいている」ように感じられた。特に修復されたようでもなく、観光が売り物の町でもない。こじんまりした静かな町の散策が心地よかった。
レンヌからは列車を利用。デノンで乗り換え、一時間半ほどの行程を往復した。
写真は、街中のインフォメーションから城の遺跡がある公園に向う途中で見た建物。まるでミニチュア版の城のようだ。場所柄、住宅になっているように見えた。もう一枚は、城の入り口近くから見た家並み。このあたり、いわゆる旧市街から離れた「住宅街」になっているようだ。




2005.11.01 フランス旅行回想/ モン・サン・ミッシェル (5: "海の中道")

2008-02-10 17:47:35 | 海外旅行
写真は、島のてっぺんあたりから見た「海の中道」。1877年の建設で、島と陸地との往来はたいへん便利になった。しかし、潮流がせき止められたことから、砂の堆積による島の「陸地化」進行していると言う。それで、かつての島の姿を取り戻すべく2009年には地続きの道路が取り壊され、代わりに2010年には新しく橋がかけられる計画だそうだ。まあ、江ノ島大橋みたいのができるのだろう。
それにしても、干潮時には干潟を歩いてわたると言うような事も一興ではあろうが・・・。
ちなみに、イギリス南西部コーンウォールにセント・マイケルズ・マウンテンという、まるでモン・サン・ミッシェルを小さくしたような形の「島」がある(二つ目の写真;2002年9月撮影)。かつての要塞の遺跡だ。ここは、干潮時には歩いて渡れる。しかし、橋は無く、潮が満ちてくれば渡船を利用するしかない。



セント・マイケルズ・マウンテン(海面下に「陸路」がぼんやり見えている!)