「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

日銀短観、業況判断指数が大幅悪化 7年ぶりのマイナス!?

2020-04-01 23:58:08 | 政治に物申す

     歓迎カエル 
今日、日本銀行が発表した3月全国企業短期経済観測調査(短観)で、
代表的な指数である大企業・製造業の業況判断指数(DI)が前回の
昨年12月調査から8ポイント悪化し、マイナス8となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000016-asahi-brf

悪化は5四半期連続で2013年3月調査の-8以来、7年ぶりの
マイナス。新型コロナウイルスの感染拡大で、企業の景況感が急速に
冷え込んでいます。

短観は全国約1万社が対象で、DIは景気が「良い」と答えた企業の
割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数。回答期間は2月
25日~3月31日でした。

大企業・製造業の悪化幅は、12年12月調査の9ポイント悪化以来の
大きさ。世界的な感染拡大による需要の急減や、中国での生産停止で
サプライチェーン(部品供給網)が寸断された事などが響いた。造船・
重機などが22ポイント悪化のー29、繊維が20ポイント悪化-17
と悪化幅が大きかった。自動車は6ポイント悪化の-17でした。

これまで堅調に推移してきた大企業・非製造業は12ポイント悪化+8。
悪化は3四半期連続で、13年3月調査(+6)以来の低水準でした。

悪化幅はリーマン・ショック後の09年3月調査(22ポイント悪化)
以来の大きさでした。訪日外国人客の急減に加え、各種イベントの休止
外出自粛による需要の低迷が響いた格好です。

宿泊・飲食サービスは70ポイント悪化しー59、遊園地やゴルフ場等
を含む対個人サービスは31ポイント悪化しー6。ともに04年3月の
調査開始以来最大の悪化幅でした。運輸・郵便も24ポイント悪化-7
となった格好です。


短観の悪化は、経済状況を肌で感じていたそのものを反映しています。

新型コロナとの戦争状態で、感染拡大は時間の問題。国民の安全を守る
非常事態宣言を早く出し、医療崩壊を起こさない対応が急務です。
また、短期的な経済対策と中長期的な経済対策の2つのアプローチで、
個人、個人事業主の直近の生活を守る施策と、中小企業から大企業への
連鎖破綻を起こさせない、雇用を守る施策等が、大事です。

安倍首相の「全国1世帯当たりマスク2枚配布」より、もっと早くやる
べき事があります(この施策は1か月前ならOK)。

安倍政権のタイムリーな施策実行が求められます。

さて、日経平均は3日続落、851円安の18065円でした。
(出来高 概算16.6億株の商いでした。)

今朝方のNY市場の下落や日銀短観の悪化で、下落してスタートすると
一時1000円異様下落するべ面もあったが、何とか18000円台を
キープして終了した。

感染拡大が広がり、非常事態宣言が何時でてもおかしくない状況です。

日経平均は、3日大幅続落の陰線引け。ボリンジャーバンド-1σ~
25日線にあり、下値不安を残して終了です。上値を切り下げトレンド
となっています。

今晩のNY市場は、続落してスタート。下げ留まるかポイントです。

明日の日経平均、下げ止まりから陽線引けできるか、注目しています。

   
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