「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

9月最終週 相場展望と予定

2016-09-25 23:58:19 | 相場展望

            
9/19~週の日経平均は、日米金融政策に注目した値動きとなりました。

日銀金融政策では、これまでの金融緩和の総括と量から質への転換を含む
内容となり、これまで懸念されていたマイナス金利の深掘りはせず、10年債
利回りの0%目標により、イールドカーブの正常化で、長期の利回り向上に
より、保険業や銀行業だけでなく、GPIFによる年金運用への安心感を担保し
9/21は大幅上昇となりました。

一方、FRBは、想定通りの利上げ先延ばしとなり、ダウ、ナスダック共に決定
当日は、大幅高。

為替は、日米の金融政策を受け、一時円高に傾くも、利上げの方向を睨めば
円高が加速する状況でないものの、週末は売りに押された格好でした。

結局、日経平均は週間で、234円上昇(↑1.42%)の16754円の大引け。

9月最終週(9/26~9/30)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

9/26に臨時国会が召集され、政策期待が高まる可能性あります。安倍首相は
「アベノミクス加速国会」と位置づけており、TPP関連銘柄の底堅さを意識したい。

また、カジノ法案の関連銘柄も思惑が向う可能性があります。

さらに、日銀のETF銘柄別の買入限度の見直しがあり、TOPIX連動するETFを
対象に買入れるとしたことにより、10月以降も銀行株の見直し買いを暗示して
います。

日経平均は下値は限定的で、10月には17000円台に回復するプロローグの
最終週になればと思います。

日経平均、9月最終週(9/26~9/30)レンジは、16550円~17050円
程度を想定しています。

1.9月最終週(9/26~9/30)主なイベントと予定
 9/26
 日本 臨時国会召集日(~11/30)
  日本 安倍首相、所信表明演説
 日本 黒田日銀総裁、講演
 日本 バリューデザイン 新規上場
 日本 あさひ、壱番屋 各決算

  米   8月新築住宅販売件数
  米   ダラス連銀総裁、講演
   米   大統領選、討論会
  独   9月Ifo景況感指数
 EU   ドラギECB総裁、議会証言
  世  IAEA年次総会(~11/30)

 9/27
 日本 9/末 中間配当/優待等 権利付最終売買日
 日本 日本 シルバーエッグ、チェンジ 各新規上場
  日本 DCM,スギ、ニトリ 各決算

 日本 日銀議事録(7/28、29日分)
  米   9月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   7月S&Pケースシラ 
  米  ナイキ 決算ー住宅価格
  
米   国債入札 2年債(260億ドル)
  9/28
 日本 中間配当落ち日
 日本 西松屋、ハイディー日高 各決算
 日本 小池東京都知事 施政方針演説
  
  米  8月耐久財受注
  米  イエレンFRB議長、下院証言
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  米  シカゴ連銀総裁、講演
   米  クリーブランド連銀総裁、講演
  米  カンザスシティー連銀総裁、講演
  米  国債入札 5年債(340億ドル)
   世  OPEC非公式会合
  世  WTO、ロシアに関する貿易施策レビュー
 9/29
 日本 黒田日銀総裁、挨拶
 日本 シンクロフード 新規上場
 日本 ウエザーニュース、スター精密 各決算
 
 米   第2四半期GDP確報値
  米  8月中古住宅販売成約指数
  米  新規失業保険申請件数(~9/24までの週)
  米  コストコ、アクセンチュア、ぺプシコ 各決算
  米  イエレンFRB議長、講演
  米  パウエルFRB理事、講演
  米  ミネアポリス連銀総裁、講演
  米  アトランタ連銀総裁、講演
   米  フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米  国債入札 7年債(280億ドル)
   独  9月独消費者物価指数・速報値
 9/30
 日本 日銀主な意見(9/20、21日分)
  日本 8月有効求人倍率
 日本 8月完全失業率
 日本 8月家計調査
  日本 8月消費者物価指数
 日本 G-FACTORY 新規上場
 日本 スターマイカ、キャリアリンク、三益半導体 各決算

  米   8月個人所得/個人支出
  米   9月シカゴ購買協会景気指数

  米   国債償還 2年債(290億ドル)
               5年債(360億ドル)
               7年債(295億ドル)  
 中国 9月財新製造業PMI
 EU 9月ユーロ圏消費者物価指数
 10/1
 日本  10株→1株など、株式併合を116社実施
 日本  足利HDと常陽銀行が経営統合

 中国  9月製造業PMI
  中国  9月非製造業PMI

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/23)

 今日のNY為替市場、全体的には方向感のない展開となった。FOMCや日銀決定
 会合を通過した週末ということもあり、様子見気分も強く商いは薄い。

 重要イベントを通過したものの、為替市場は消化仕切れずに方向感を出せていない。
 特にFOMCについては、年内利上げの可能性は温存したのの、以前よりはトーンが
 落ちた印象も強い。今のところ12月の利上げ確率を半々程度で織り込んでいるよう
 だが、今後の指標次第では無くなる可能性もある。市場も動向を確認といったところ
 のようで、来週以降の米経済指標の行方次第といったところかもしれない。この日も
 複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、大きな反応は見られなかった。

 NY時間のドル円は101円台前半の狭い範囲での振幅に留まった。序盤はボストン
  連銀総裁のタカ派な発言に敏感に反応し、買いが優勢となったものの、101円台に
  入ると売り圧力も強く、それ以上の伸びはない。一方で下値では買いも見られ、100円
  を試す動きもない。方向感がなかなか出せない中、米経済指標など次の材料探しと
  いった様相だ。

 ユーロドルは1.12台前半で推移。ユーロドルも上下動はするものの、レンジ内に留まっ
 ている。きょうも1.12割れが何度か見られたが、1.12台に戻されている。1.1190付近
 100日線が来ており、強いサポートとして機能しているようだ。 1.1200のオプション
 のまとまった清算も来週にかけて観測されており、それに絡んだ動きや、対ポンドでの
 買いもユーロの下値をサポート。

 ここ数日のユーロドルの動きを見ると、上に行きたがっている雰囲気も見られる。FO
 MC以降は1.1250水準で上値が止められているが、来週はその水準を突破してくるか
  注目される。ユーロ発の材料は無さそうで、むしろ、米経済指標の行方次第といった所
 かもしれない。

 ポンドはきょうも売りが目立ち、対ドルでは一時1.29台前半、対円では130.50付近まで
 下落した。きょうはジョンソン英外相が来年初めにもリスボン条約50条のEU離脱を宣言
 するとの発言が伝わったことがポンド売りを誘っていた模様。市場では予想以上に早くEU
 を離脱するのではとの警戒感が強まっており、ポンド売りの材料となっている模様。

 足元はEU離脱問題による経済への悪影響は予想ほどではないようだが、実際、EU離脱
 という事になれば、先週、ハモンド英財務相が言及していたが、EU単一市場へのアクセス
 ができなくなる可能性がある。それによって、英国から出て行く企業なども多くあらわれる
 可能性もあり、英経済にとっては打撃になりそうだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332923

  米国債利回り
   2年債          0.754(-0.016)
   10年債        1.618(+0.000)
   30年債        2.345(+0.010)
    期待インフレ率   1.582(+0.017)
                 ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場で10年債利回りは横ばい。FOMCや日銀決定会合を通過した週末と
 いうこともあり、様子見気分が強まった。日米金融政策を通過したものの、市場は消化仕切
 れずに方向感を出せていない。来週以降の米経済指標の行方次第といったところのようだ。
 この日も複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、大きな反応は見られなかった。

 政策金利に敏感な2年債は、0.75%に低下。10年債利回りは前日水準を挟んで振幅。
  2-10年債の利回り格差は+87(前日+85)。

                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332918
3.NY株式市場 結果(9/23)

  NY株式23日
   ダウ平均       18261.45(-131.01 -0.71%)
   S&P500        2164.69(  -12.49 -0.57%)
   ナスダック        5305.75(  -33.78 -0.63%)
   CME日経平均    16630    (大証比:+60 +0.36%)

  今日のNY株式市場でダウ平均は反落。今週のFOMCを受けて買いが続いていたが、今日
 週末ということもあり、上げ一服となっている。FRBは利上げを急がないとの見方が強まり、
 株式市場はナスダックが最高値を更新するなどポジティブな反応を見せている。 しかし、
 S&P500採用銘柄の株価収益率(PER)は17.4倍となっており、過去平均の14.7倍を上
 回るなど、一部では足元の業績見通しからすれば、株価の上げはやや行き過ぎとの指摘も
  出ているようだ。

  ダウ採用銘柄ではゴールドマンやアップル、P&Gが下落。3Mやキャタピラーも軟調。
 ゴールドマンは、FRBが米銀に対して商品投資規制の導入を提案したことも圧迫た模様。
 反面、ファイザー、ベライゾンが堅調。

  ツイッターが商いを伴って20%超急伸。米CNBCテレビが買収提案をもらった可能性がある
  と伝えた。提案した企業は明らかではないが、アルファベットやセールフォース等々が噂されて
  いる。セールフォースは他のメディアで買収検討と伝わっているが、買収の効果は薄いとの
  指摘も多く聞かれ下落している。

  ナスダックは反落。最高値更新が続いていたこともあり、きょうは上げ一服となっている。
  フェイスブックが軟調。サイト上で提供している動画広告の平均視聴時間を誤って過大に
 算出していた事を明らかにした。一部では60~80%の過大算出になっていた可能性が
 あるとの報道も出ている。前日、2014年に5億人分のユーザー情報が盗まれたことが明ら
 かとなった米ヤフーも下落。

  ジェネリック医薬品のエンドーが大幅高。カンパネリ新CEOが会見で、ブランド医薬品と
  ジェネリックの分野で買収を模索していると語った。また、通期の業績見通しも発表しており、
  1株利益は4.50ドル~4.80ドルと市場予想を上回っていた。

  ウエアラブルカメラのゴープロが大幅に3日続伸。この3日間で株価は20%上昇し、1月
 以来の水準を回復した。今週、ウッドマンCEOがイベントで、ゴープロ初のドローンとなる
 「カルマ」を発表。また、そのドローンに搭載できる新製品のカメラ「ヒーロー5」も同時に発表
 された。市場の評判も上々で、年末商戦に向けての目玉商品になるとの期待も高まっている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332917

4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(9/23)

  NY原油先物11月限(WTI)
   1バレル=44.48(-1.84 -3.97%)
    ブレント先物11月限(ICE)
      1バレル=45.89(-1.76 -3.69%)
  ブレント-WTI 1.41 
   
  23日のNY原油先物期近11月限は急反落。来週の石油輸出国機構(OPEC)非公式会合への
 期待感なども、短期的な上げすぎ感から上値が押さえられると、サウジアラビアが増産凍結合意
 に否定的な見方を示したことから下げに転じた。
        
  11月限は、夜間取引では一時、46.55ドルと期近ベースで2週間ぶりの水準へ一段と切り上
  がったものの、立会い開始後は積極的な買いの勢いが続かず、中盤以降は大きく下値を切り
  下げた。 
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332909

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1341.7 (-3.0 -0.22%)
  
  23日のNY金先物相場は反落。米利上げ見送りを好感した前日までの流れは続かず、ドル
  相場が 持ち直し底堅く推移したことが嫌気され、上値重く推移した。
               
  12月限は、時間外取引では1337.4ドルへ下落した後に持ち直し、通常取引開始後には
  1344.5ドルまで強含むもその後が続かず、狭いレンジ内で戻りが押さえられた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332906


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