今朝方 発表されたインテル決算は、個人投資家の熱い想いに応える内容でした。
米半導体大手インテルが発表した第４四半期の決算は、純利益が、２３億ドル
（ＥＰＳ＝０．４０ドル）で、前年同期の２億３４００万ドル（同０．０４ドル）から約１０倍
増の着地となりました。
売上高も、前年同期の８２億ドルから１０６億ドルに２８％増加。ウォール街の
アナリスト予想である、約１０２億ドルを上回りました。
また、第１四半期の見通しも市場予想を大幅に上回り、インテル株は時間外取引で
上昇しているようです。
今週前半のアルコア決算の例もあり、平凡な着地なら期待が大きい分、週末のＮＹ
かく乱要因になるところですが、週末のＮＹ市場は、多くの経済指標の発表の中、
ハイテクの牽引役になりそうです。
さて、日経平均は、続伸し７４円高の１０９８２円の大引けとなりました。 
（出来高 概算３１億株と３日連続の３０億株超えの大商い。もっとも、ＪＡＬ株が
昨日より減少したとは言え、出来高の約１／６を占めました。）
ＮＹ市場は、１２月小売売上高や新規失業保険申請等、下方修正が見られたものの
インテル決算の期待感から堅調。インテル決算発表を受けての日本市場は、業績
回復期待も高まり、利食いながらジリ高、ハイテク中心に大型株が堅調となりました。
日経平均は、過熱感はあるものの、ボリンジャーバンドの幅拡大に沿い、＋２σ に
沿って、上昇基調継続で、日経平均の１１０００円超えは、来週にも通過点です。
ＮＹ市場は、経済指標目白押しですが、予想内に着地すれば、インテル決算を織り
込みに行き、続伸の展開に期待。
ただ、ＮＹ市場が３連休（１／１８キング牧師誕生記念日で休場）前ですので、上値
追いは、限定的でしょうか。
とにかく、海外勢の買い越し継続。需給面で、現在の株価水準は真空地帯であり、
上値の余地は、ありそうです。ドル高となれば、日経平均も一段高を目指す可能性
あり、先行き明るい投資マインドの週末になりました。
今晩は、エビスで一杯やります。 
ブロガー、読者の皆さん、良い週末を！！ 
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