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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

GDP戦後最低も想定内。先行き改善期待!?

2009-05-20 23:12:17 | ニュ-スからひと言

          
今朝方、内閣府が発表した1~3月期のGDP速報値は、物価変動の影響を除いた
実質で前期比4.0%減の年率換算で15.2%減
となりました。

マイナス幅は、下方修正された前期を上回り戦後最悪で、4四半期連続でマイナス
成長となるのは、戦後初めてでした。

グローバル不況による企業業績悪化で、企業は設備投資抑制や人員削減を加速、
雇用不安が個人消費にも波及した格好でした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090520-00000144-san-bus_all

注目の1~3月期GDPは、事前予想で-16.0%程度であったため、株式市場は
この大幅減を織り込み済
でした。それよりも、先行きのGDPがどうなるかに焦点が
移っています。反動増がどの程度になるのか、4~6月期は、若干のプラスを予想
しています。

懸念材料は、新型インフル。先程ニュースで、東京に上陸したと報じています。
感染が確認されたのは、八王子在住の女子高校生
のようです。

さて、日経平均は、続伸し54円高の9344円の大引けでした。
(出来高 概算20.6億株の商いでした。)

NY市場は、住宅指標の悪化が重石となり、ダウが小幅反落でも、先行きの
改善期待で底堅い展開となり、日本市場もその流れが波及しました。

ただ、為替相場が96円台→95円台と若干円安に振れ、上値を押さえる結果に。

今後は、先行きの経済見通しや業績回復などに目が向けられますが、5/Eにかけ
GMの行方を気にしながらの展開
になりそうです。

NY市場は、上院公聴会でガイトナー財務長官の金融システムは回復し始めている
との発言等が伝わり、堅調にスタートしています。明け方のFOMC議事録の公表も
無難に通過してほしい。 

為替相場が95円台後半で安定すれば、明日の日本市場、続伸ありそうです。

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米住宅指標重石も、先行き業績に期待!?

2009-05-19 23:43:30 | ニュ-スからひと言

         
GM再建計画の提出が6/1に迫っていますが、ロイターが伝えた自動車業界
専門家の見方として、「破産法適用申請は、避けられない。」としています。
(参照 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090519-00000833-reu-bus_all )

GMの販売低迷、シェア低下により、債務の削減が困難なためのようです。
クライスラーの破産法申請時から、予期されていた流れであっても、破産法の
申請になったら、そのインパクトはクライスラーの比ではありません。

株式市場は、GMの破産法申請を織り込みに行ってますが、自動車産業の裾野は
広く、再建を目指す過程で、日本の自動車業界の機械部品、電子部品産業への
影響は避けられません。

GMが提示した債務の株式案は、      新生GM株 
       社債保有者の受け取り分  → 10%
       財務省(154億ドル出資)  → 50%以上
       全米自動車労組(UAW)   → 約40%
       (退職者向医療保険基金)              となっています。

ウルトラCの回避法は、社債保有者の要求する債務の交換比率を、米政府が
受諾できるかですが、かなり厳しい状況のようです。

とにかく、ソフトランディングで再建手続きを進めてもらいたいものです。

さて、日経平均は、大幅反発し251円高の9290円の大引けでした。
(出来高 概算23.2億株の商いでした。)

週明けNY市場の大幅反発で、為替も円高水準の是正、また新型インフルの
過剰悲観反応も、取り合えず一服し、反発の狼煙
が上がり、昨日の下落分を
吸収して上昇しました。

さて、先程発表された米の4月住宅着工件数は、45.8万件(予想52万)、
4月住宅建設許可件数は、49.4万件(予想53万)と下方修正で着地。

先程開いたNY市場、米住宅指標の悪化が重石で軟調なスタートから+圏へ
浮上しており底堅い展開です。為替が、過度な円高にシフトしていない事が
幸いです。(明日も96円程度ならOKか?)

明朝まで、NY市場が底堅い展開となれば、日本市場も、明日につながりますが、
兎に角、明日発表のGDPに注目です。   

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「円高」と「新型インフル」が、消費者態度指数改善を駆逐!?

2009-05-18 23:31:45 | ニュ-スからひと言

        
内閣府が、今日発表したした4月消費者態度指数は、前月比3.5ポイント上昇の
32.4となり、4ヶ月連続で改善
したようです。3月は前月比2.2ポイント上昇の
28.9でした。
(上記フォトは、都内で買い物をする女性)

これを受け、内閣府は、消費者マインド基調判断を 「依然として厳しいものの、この
ところ持ち直しの動きがみられる。」
に上方修正しました。
消費者態度指数を構成する4項目のうち、「収入の増え方」「耐久消費財の買い時
判断」「雇用環境」「暮らし向き」すべてが改善したようです。

しかし、中身は「良くなる。」とする項目が増えたのではなく、「悪くなる。」とする
項目が減少した所による事が大きいようです。

マインドは、少しずつ改善傾向にありますが、今日の相場、それに水を注したのが、
「円高」と「新型インフルエンザの感染拡大」でしょう。

ザラ場中に94円台前半迄円高が進み、今期見通し発表した多くの企業は、今期の
為替レート95円前後に設定しており、週初円高パンチが、株式市場へインパクト
与えました。
さらに、「新型インフル流行警戒宣言、関西マヒ」(夕刊フジ)とマスコミの不安報道が
マインドを損なう結果となりました。「冷静に対応しましょう。」を繰り返し、返って不安
を煽っている印象を受けてしまいます。 

さて、日経平均は、大幅反落の226円安の9038円の大引けでした。
(出来高 概算21億株の商いでした。)

NY市場下落以上に売りを誘ったのは、95円を切った円高と兵庫県内と大阪府内で
拡大した新型インフル
でした。

日経平均は、9000円下限レベルでの底固めし、25日線が支持線になりそうです。

また、今日の下落で直近空けたマド埋め完了です。まあ、過剰反応の下落で、明日
にかけ、NY市場の底堅さと円高の若干修正が入り、明日は、反発展開と見ています。
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5月第4週 相場展望と予定

2009-05-17 20:01:45 | 相場展望

        
新型インフルエンザが、神戸の2高校と大阪の1高校で発生、海外渡航の帰国者に
対する水際の検疫体制を潜り抜け、人→人に感染している事で、どこで発生しても、
不思議じゃない状況
となってきました。

感染拡大の防止は 必須で、弱毒性が救いでも、これ即ち 経済活動を停滞させる事
になり、マイナスの効果です。

明るい材料は、土、日の家電量販店は、エコポイント制度スタートで、5%ポイント上乗せや
割引を実施しており、賑わっているようです。
数日前、ブログで取り上げたこの制度の概要(下記 参照)、上記フォトに再掲載。
http://blog.goo.ne.jp/yokohama_dream_site/e/da82cc2e2f7ae614064545a21b132e7d

さて、5/18週の日経平均は、週初は、週末NY市場の反落を受けて、下落して
始まりそうですが、何と言ってもポイントは、「為替動向」にあります。

企業決算を通過して、今期見通しを発表した企業の多くは、今期の為替レートを
95円程度に設定しており、週初から週末にかけ、どちらに動くかで、株式市場へ
のインパクトが違います。トヨタなども、想定為替レートを95円に設定しており、
為替がさらに円高に振れれば、企業業績の悪化を想起して株安につながります。

また、外資の売買動向にも注目ですが、ファンド決算の45日前ルールであった
週末に 買いが入ったことで、今週も、買いが増えるか、ポイントになりそうです。

経済指標では、5/20発表予定の1~3月期の国内GDPですが、予想-16%
程度となっており、この程度の着地なら、折込み済となるかもしれません。

日経平均は、週末に反発をしたものの、5月SQ値(9389円)を下回る引けで、
5日移動平均線(9290円)に届いていません。 週足で、陰線になってますが、
転換線(8567円)が基準線(8262円)を上回り、このゴールデンクロスは、
昨年8月に13100円で、デッドクロスして以来、始めての変化
を示しています。

よって、為替の過度な円高シフトが無ければ、中期的上昇トレンドを支持している
かもしれません。

日経平均の 5/18~5/22の予想レンジは、9000円~9500円程度を想定
しています。

1.5月第4週の主なイベントと予定(5/18~5/24)

 5/18
     日本 4月消費者態度指数
                プルサーマル核燃料到着
     EU  3月ユーロ圏貿易収支
 5/19
     日本 3月鉱工業生産確報値
      米   4月住宅着工件数 
      米   4月建設許可件数

      米  ヒューレット・パッカード、ホームデポ決算 
 5/20
     日本 実質GDP速報値(予想 -16.0%)
 5/21
     日本 日銀金融政策決定会合(5/21、22)
         3月第三次産業活動指数
         裁判員制度開始
         外国人週次売買動向
         投資部門別売買動向  
      米   新規失業保険申請件数
      
米   4月景気先行指標総合指数
       米   4月フィラデルフィア連銀

      米 ギャップ決算
 5/22
     日本 日銀目標金利(無担保コール翌日物)
      日本 3月景気先行CI指数確報値
      日本 3月景気一致CI指数確報値

 5/24
     G8  エネルギー相会合(5/24、25) 
         カンヌ映画祭(~5/24)

2.NY株式市場結果(5/15)
   
  ダウ平均    8268.64(-62.68 -0.75%)
  S&P500    882.88(-10.19 -1.14%)
  ナスダック   1680.14( -9.07 -0.54%)

  CME日経平均 9175  (大証比:-95 -1.03%)

  出来高(億株)
  NYSE     14.81
  ナスダック   21.28

 15日のNY株式市場は反落、ダウ平均は一時100ドル超下落している。きょう
 発表されたNY連銀景気指数やミシガン大消費者信頼感指数など、企業、家計の
 センチメントを示す指標は改善を見せていたことから、序盤は買いが優勢になる
 場面も見られたが、戻り売り圧力も強く、次第に伸び悩む動き。ハイテク株は
 底堅い動きも示していたものの、商品市場で原油が急落しており、石油株の下げ
 がダウ平均を圧迫した。また、金融株も下落している。

 ダウ採用銘柄では、シェブロン、エクソンモービルが下落、バンカメ、シティ、
 アメックスも下落している。ファイザー、メルクといった薬品株の一角も反落。
 ディーラーの約1100店舗の閉鎖を発表したGMも下落している。一方、IBM、HPは
 堅調。アルコアも反発。アナリストの買い推奨の投資判断を好感している。

 ナスダックも反落。ハイテク株は比較的底堅く推移していたものの、ダウ平均の
 下げに、連れ安となった。アップル、シスコ、インテルが小安い。マイクロソフト、
 RIMは上昇している。海運のドライシップスが商いを伴って12%超上昇。金融機関
 との間で、6.54億ドルの債務免除が合意したと発表している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=38126

3.NY債券市場結果(5/15)

  米国債利回り
  2年債   0.851(+0.008)
  10年債  3.130(+0.042)
  30年債  4.080(+0.032)

 15日のNY債券市場、長期ゾーン中心に利回りは上昇した。きょう発表された
 NY連銀景気指数やミシガン大消費者信頼感指数など企業、家計のセンチメントを
 示す指標は改善を見せていた事が材料視。後半、株価が下落で、利回り上昇は
 止まったものの、上げ幅を縮小するには至らなかった。

 10年債の利回りは一時3.15%台まで上昇、2年債は0.86%まで上昇している。
 2-10年債の利回り格差は+228(前日+225)と拡大、イールドカーブは長期ゾーンの
 利回り上昇によるスティープ化(ベアスティープ化)している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=38127

4.NY原油先物6月限(WTI)、金先物6月限(COMEX)

  1バレル=56.34(-2.28 -3.89%)

  15日のNY原油先物相場は急反落。6月限は3.8%急落した。景気回復、需要に
  対する懸念が根強い。今週はOPECや国際エネルギー情報機関(IEA)などから、
  需要見通しが引き下げられており、また、週初に60ドル台を回復したことで、達成
  感も出てきていることから、利益確定売りが強まった。5日線を再びブレイクし、
  株価下落とともに、後半に見切り売りが加速した。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=38120

  1オンス=931.30(+2.90 +0.31%)

  15日のNY金先物相場は4日続伸。今日発表された米消費者物価のコア指数が
  予想を上回ったことを材料に、インフレヘッジからの買いが膨んだ。後半原油の
  下落が加速し、金も伸び悩んだものの、売り圧力も想定されていた930ドル台を
  終値で回復している。930ドル台をしっかり固めるようであれば、次のターゲットは
  3月高値水準である960ドル台。

  中国は金準備を拡大させそうだ。中国黄金協会によると、中国の金準備は、5年
  以内に中国の外貨準備の3%を占めるようになるとの見解を示した。また、生産
  も拡大させており、今年の中国の金生産量は290トンに達し、昨年の282トンから
  3%近く増産する見込みだと述べている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=38121

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「ほめられサロン」

2009-05-16 20:45:25 | 横浜ザルの注目


バカバカしいと思ってましたが、「ほめられサロン」サイトが、人気急上昇中らしい。

仕事に限らずヘマをやり、気分が落ち込んだ時、顔がほころぶかも・・・。
ブロガー読者の皆さん、試して見ては!? 

以下、各自の該当項目をチェックし進むと、画面が変わります。 ニンマリ??

  「ほめられサロン」


PS
   追記 11/3/31(横浜ザル)

   上記サイトは、2011年1月31日(月)をもちまして終了しており、
   閲覧不可となりました。
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「旅の日」に思う、投資の旅に上昇リスクあり!?

2009-05-16 19:35:22 | マ-ケット

       
今日は、決算発表ピーク翌日、ただの土曜日と思ってたら「旅の日」なんですね。

1689(元禄2)年5月16日、松尾芭蕉が『奥の細道』へ一歩を踏み出した日でした。
日本旅のペンクラブが、1988(昭和63)年に、現代生活の中で『旅の心』を大切に
し、旅のあり方を考え直そうと、制定したそうです。

芭蕉が弟子 曾良を伴い、江戸深川の採荼庵を出発(行く春や鳥啼き魚の目は泪)、
全行程約600里(2400Km)、日数約150日間中に東北/北陸を巡って元禄4年
(1691年)に江戸に帰りました。

余談ですが、中学生の頃、「鳥啼き魚」という魚は、どんな魚かと周りに聞き、恥を
かいた記憶があります。(笑)それでも、『奥の細道』の有名なフレーズ「月日は百代の
過客にして行かふ年も又旅人也。」
は、今でも覚えています。

人生が旅であるように、投資も、紆余曲折ある旅に似ているかもしれません。

さて、5月も中旬。企業09/3月期の決算発表も昨日でピーク (東証上場423社
業績公表)を迎えました。世界同時不況の影響で、多くの企業は業績悪化に苦しんでます。

日興コ-ディアル証券の5/14時点の集計に寄れば、税引き後利益増減で分けた
東証1部上場企業の割合は下記の通り。

             08/3月期   09/3月期   10/3月期 (%)
増益、黒字回復       46        16         58
 利益ゼロ            0         0          2 
 減益            44        52         28
 赤字            10        32         12
 
世界経済が低迷する中で、増益基調を維持、また黒字回復に向かい、頑張っている
企業は、節約志向、巣ごもり、高齢化、オンリーワンにキーワード
があるようです。
株価が、企業価値や業績に収斂するなら、上昇リスクある企業発掘は、投資の旅
プロローグになります。

3ヶ月先のお盆の頃に、「夏草や 兵(つはもの)どもが 夢のあと」にならない投資を
心懸けたいものです。

投資家の目は、経済が「L字」回復でなく、「レ字」回復に期待した10/3月期
向けられています。

PS
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週末の底力、市場予想を上回った機械受注!?

2009-05-15 23:41:30 | ニュ-スからひと言

     
週末に内閣府が発表した、3月の機械受注統計によれば、設備投資の先行指標
である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比1.3%減の
7279億円
となりました。

ロイターの事前予想は、4.5%減と予想されていましたから、下げ渋りの上方修正
でした。また、前年比では22.2%減でした。

4~6月期の機械受注(船舶・電力除く)見通しは、前期比5.0%減となり、これを
受け、内閣府も、判断を「減少のテンポが緩やかになってきている。」に上方修正
しております。

兎に角、生産調整一巡で、先行き楽観は許さないけど、生産の下げ止まりを見せて
いる事で、巷で言われている「L字」回復から「レ点」回復への希望も見え、株式市場
には、明るい兆しでしょう。

昨日のソニーの決算は、予想通り 「悪材料出尽くし」 で反発しましたので、昨日
押し目を拾った方は、成功でした。

一方、今日決算発表したパナソニックですが、09/3月期が3789億円の赤字で、
10/3月期の見通しは、1950億円の赤字になると発表しました。

10年3月期は、グローバルな生産拠点の統廃合などに関する構造改革費用を引き
続き計上することなどで、2年連続の赤字見通しです。
営業利益は、前年比2.9%増の750億円、売上高は同9.9%減の7兆円をそれ
ぞれ予想しています。

週明けに織り込み済みの反応となるか、注目しています。

さて、日経平均は、反発し171円高の9265円の大引けでした。
(出来高 概算23.6億株の商いでした。)

NY市場の小反発の割りに、週末の日経平均は、健闘しました。3月の機械受注が
市場予想程悪化していなかった事と、ザラ場中で為替の円高一服で、買い安心感

広がりました。

これで、来週、日経平均は9500円上を目指す下地が整った格好です。

週末のNY市場、5月NY連銀製造業景気指数、4月鉱工業生産、4月設備稼働率
5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値など、重要経済指標が目白押しです。

少し前に帰宅しましたが、指標をチェックすると、NY連銀5月製造業景気指数は、
-4.55(予想 -12.0)と改善
してました。

また、3月の対米証券投資で長期債のフローが、558億ドル(予想325億ドル)を
大幅に上回る額となりました。この結果は、為替市場にドル買いを誘発するので、
日本株式市場には、追い風
です。

さらに、4月鉱工業生産指数は-0.5%(予想 -0.6%)と想定内の着地で、
5月ミシガン大学消費者信頼感指数は、67.9(予想 67.0)でした。

NY市場、概ね想定内と改善している指標であり、底堅い展開になりそうです。

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ソニ-の決算は オシメェ-か 押し目か!?

2009-05-14 23:03:31 | 企業を斬る

           
週末に向かい、企業決算ピークたけなわで、予想通りの厳しいものになってます。

注目していたソニーの決算は、09/3月期の連結決算で、純損益が989億円の
赤字になるとリリースしました。

以下が、簡易P/L表です。

 2009年3月期(2008年4月1日-2009年3月31日)   注) カッコ内は前年比、△は赤字

                            09年3月期実績     08年3月期実績     10年3月期予想
 売上高   (百万円)         7,729,993           8,871,414           7,300,000
                                 (-12.9%)              (+6.9%)             (-6.0%) 
営業利益 (百万円)         △227,783             475,299          △110,000 
                                                                 (+216.0%)                   
税引き前利益(百万円)    △174,955             567,134          △140,000
                                                       (+213.9%)                  
当期利益 (百万円)          △98,938             369,435                   
                                                       (+192.4%)                   
1株利益    (円)             △98.59              368.33                   
希薄後EPS  (円)            △98.59               351.10                   
1株年間配当 (円)                42.50                25.00                   
1株Q2配当  (円)               30.00                12.50                   
1株Q4配当  (円)               12.50                12.50                 

確か、1月の業績予想発表時に、純損益が1500億円程度の赤字予想でしたから、
今日のリリースを見て、ソニーは オシメェでなく、押し目になるかも
しれません。

また、今期10/3月期の会社見通しは、赤字幅は縮小するものの、厳しいものに
なってます。
因みに、証券会社の予想は 下記の通りマチマチで、プロでもバラツキがあり、
現在の経済状況が不透明である故に、保守的な見通しになっています。

 営業利益(億円)
           前期見通し → 今期予想 → 来期予想
   
 CLSA      :   -2250       -3000      -2000
 UBS     :   -2600       -1000      -160
 三菱UFJ   :   -3500       -1000      1000
 日興シティ   :   -3500       -1751      1084
 GS      :   -2880       -300       2920
 マッコーリー :   -2676        -1199      - 
 メリル     :      -2600       -1900      570
 JPM     :   -3002       -1356      2823
 モルガン   :   -2391       -2604      1448
 野村     :    -2650       -1670      3900
 大和     :    -2500       -1500        250
 CS      :   -2289       -1246        774

明日のソニーは、トヨタ型でなく、東芝型のような決算翌日の展開になるような気が
しますが、どうでしょうか?

さて、日経平均は、大幅反落の246円安の9093円の大引けでした。 
(出来高 概算23.2億株の商いでした。)

NY市場の大幅下落や為替の円高とWパンチで売り優勢となりました。大引け
間際に打診の押し目を、少し拾いましたが良かったのか、明日わかります。

輸出関連企業は、今期の為替レートを95円程度に設定している会社も多く、
明日のザラ場で、円高一服の円安にシフトとなれば、週末とは言え、反発の芽が
あるかも
しれません。

それでも慎重な投資家は、調整一巡を確認してからのリバウンド狙いでしょうか。

NY市場は明日にかけ、反発となるか注目されます。 

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国内4月景気ウォッチャー↑も、ドル売り円高は!?

2009-05-13 23:59:17 | ニュ-スからひと言

         
注目していた4月の景気ウォッチャー調査、景気の現状判断DIが34.2となり、
前月比で5.8ポイント上昇し、4ヶ月連続の上昇
となりました。

また、2、3ヶ月先を見る先行き判断DIは39.7で3.9ポイント上昇です。

景気、先行き雇用や新型インフルエンザに対する不安感はあるものの、経済対策
効果の期待感の表れでしょうか。
企業業績も厳しい中、受注回復や在庫調整の一巡で、1~3月期を底に 少しずつ
回復してくれればOKですが、経営トップの業績見通しには、厳しいものがあります。

さて、日経平均は小幅反発し、41円高の9340円の大引けでした。
(出来高 概算23.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場ダウ小幅反発も、為替市場に変化の兆しあり、ドル円とユーロ円
共に1円以上の円高になり、輸出企業の上値を押さえる
結果となりました。

米国長期国債が売られ、金利上昇。その原因が、米財政赤字の膨張から信用悪化
材料によるものか、新興市場への投資で、ドルを売るリスク志向の良い金利上昇か
見極める必要があります。

96~99円程度のレンジから、さらに円高シフトになるようだと、株式市場に
マイナスです。

注目の米小売売上高は、前月比はマイナス0.4%(予想0%)となり、少し期待
外れ
になったようです。これを受け、NY市場は、軟調な展開になってます。

投資家のリスク許容度が回復している時に、NY市場、持ち前の楽観論で、戻りに
期待したいところですが、厳しそう ^^;

まあ、相場は相場に聞きましょうか。 
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「エコポイント制度」公表で、明日は!?

2009-05-12 23:30:30 | ニュ-スからひと言

         
今日、政府は、省エネ家電の製品ごとに付与する「エコポイント」制度で、ポイント
数の一覧を発表しました。

地デジ放送に対応した46型以上のテレビで、最大で3万6000点のポイントが
付与(ポイントは1点あたり1円に換算)され、全国で使える商品券や別の省エネ
家電と交換できるようです。

エコポイントの対象となるのは、省エネ性能に優れたエアコン、冷蔵庫、地デジ対応
テレビの3製品
で、容量や大きさなどで、ポイントを設定。
エアコンは、出力数で3段階に、冷蔵庫は容量で4段階に、テレビは画面のサイズに
よって5段階
になっています。 (上フォトの表参照方)
経産省は、販売価格などを基にエアコン、冷蔵庫が価格の5%程度、テレビは10%
程度になるよう設定したようです。尚、ポイントを交換できるのは夏以降予定との事。
           http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090512-00000723-yom-soci

家電量販店に行くと、エコ還元先取りセールで5~10%値引きをしている店も多く、
買い替えを検討している家庭では、利用しない手はありませんね。
また、こういう施策は、景気の刺激策として、景気低迷の下支えに寄与しそうです。

数日前、地デジ対応テレビの普及率が60%になった とリリースされましたが、普及
に拍車がかかるかもしれません。

さて、日経平均は、6日ぶりに反落で153円安の9298円の大引けでした。
(出来高 概算25.2億株の商いでした。)

NY市場の下落を受け、また為替の円高シフトで、日経平均は、売りのきっかけと
なり、大引安となりました。 
日経平均は、25日移動平均線(8892円程度)の上方にあり、乖離率は低下し、
騰落レシオも106.40% となっており過熱感を冷ます調整と捉えれば、次の上昇
へステップとも受け取れます。

明朝にかけて、NY市場の底堅い展開となるか、注目したい所。為替市場で、再び
円買いが強まっているのが気になります。

ドル円は97円台割れ、ユーロ円は132円割れとなっており、明日にかけ、円売り
に戻るか、相場のポイントになりそうです。  

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