「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

4月景気ウォッチャー調査改善も原発補償が重し!?

2011-05-12 23:59:14 | マ-ケット

       
今日、内閣府が発表した4月景気ウォッチャー調査で、景気の現状判断の
DIが28.3と前月比0.6ポイント上昇し、東日本大震災後に大幅に悪化
した3月からわずかな改善
となりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000641-reu-bus_all

資材や部品が不足し、生産活動に支障が続いているほか雇用調整も実施
される等、企業動向関連と雇用関連は低下しました。一方で、一部の自粛
ムードの緩和や買い控えの反動から、家計動向は上昇した様です。

2~3ヶ月先を見る先行き判断DIは38.4で、前月比11.8ポイントと、
大きく上昇。復旧復興需要やマインド改善を期待している様です。

被災地の東北地方では現状、先行き共に他地域を上回る改善を示しており、
前月の落ち込みの反動もありそうです。

内閣府は、景気ウォッチャー調査の判断を「景気の現状は東日本大震災の
影響で厳しい状況が続いている。」としています。 

家計関連動向をみると、大震災後の商品の入荷不足や、消費マインドの冷え
込みによる買い控え、飲食・旅行・宿泊分野での来客数の減少が売り上げを
押し下げたものの、一部で自粛ムードが弱まり、購買意欲が上向きになった
ことなどから、DIが上昇しました。

企業関連動向では、一部で復旧需要や被災企業に代わる、代替生産のための
受注増がみられたものの、原材料・敷材の供給不足や入荷の遅延、価格の高騰
によるコスト上昇の影響などにより、引き続き生産活動に支障をきたしている
ことなどから、DIは低下しました。

雇用関連は、休業などによる雇用調整の動きや、一部企業で採用や求人見直し
延期がみられることから、DIが低下しました。

先行きは、消費者及び企業が先行き不透明感を持っており、雇用調整の動きも
みられる一方で、被災後の復旧需要や消費マインド回復が期待さることから、
DIは家計、企業、雇用のいずれも上昇しました。

政府による震災後の復旧、復興の道筋や原発トラブル賠償枠組の適正な対応が、
行われれば、マインドももう少しアップします。しっかりやってもらいたい。

さて、日経平均は、下落し147円安の9716円の大引けでした。
(出来高 概算20.1億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、原油相場の下落が重石となり大幅下落となり、その流れを
受けた東京市場でした。

日経平均は下落し、節目の9800円や5日移動平均線(約9810円)を
割り込み、安値引けになりました。明日のSQを前に、先物の売り仕掛けが
あったかもしれませんが、SQ通過のアク抜けとなるか、注目です。

NY市場、下落からのスタートですが、戻りに期待。

明日の日経平均、下ひげをつけての陽線引けとなれば、と思います。


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