日米貿易協定の承認案は4日午前の参院本会議で、自民、公明の与党と
日本維新の会などの賛成多数で可決した。来年1/1に発効する見通し。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00000019-asahi-bus_all
米トランプ政権にせかされるかたちで議論が進んだ協定は、実質的な交渉
開始から8カ月半という異例のスピードで発効します。
開始から8カ月半という異例のスピードで発効します。
協定は、世界のGDPの約3割を占める経済大国同士の貿易協定。日本
政府は貿易額ベースで日本側84%、米国側92%の関税が撤廃される
と説明しています。
米国からの輸入では、牛肉などの関税が環太平洋経済連携協定(TPP)
の加盟国並みに発効と同時に引き下げられ、日本からの輸出品は工業品
を中心に下がる。政府が「日米双方にとってウィンウィンな協定」と説明
する一方、野党は、自動車関連品目の関税撤廃の実現性などを疑問視して
います。
具体的には、TPPの範囲内で、米国産の牛肉や豚肉など農産品の関税を
引き下げ、米国産牛肉の関税は現行38.5%から段階的に引き下げられ、
最終的に2033年度から9%になります。米国は自動車分野以外、日本
が輸出する幅広い工業品の関税を撤廃・削減します。
自動車関連製品は、日本の強みで稼ぎ頭であるので、この関税を引き下げ
られると、真のWin-Winな関係でしょう。米中貿易交渉の行方の中、
アメリカを怒らせ自動車関連製品の関税引き上げが無い内に手を打つ事を
選択したスピード発効の様に映ります。
さて、日経平均は続落して、244円安の23135円の大引けでした。
(出来高 概算10.8億株の商いでした。)
今朝方NY株式市場、米中経済協議の長期化が懸念され、大幅安。その流れ
から日経平均は、続落スタートとなった。ただ、23000円台での底堅さ
示して、この水準をキープして終了した。救いは、中・小型の健闘でした。
日経平均は続落し、25日線下回り、下ヒゲ陰線引け。ボリンジャーバンド
-1σから25日線レンジで、分水嶺。
注目のNY市場、米中協議の合意サインが出て、反発スタート。どの程度、
反発して終了できるかポイントです。
明日の日経平均、そろそろ反発して良い水準で下ヒゲ陽線引けに期待したい。
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