今夜、ノーベル化学賞に決まった吉野彰・旭化成名誉フェローが、
2015年ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章・東京大宇宙線研究
所長と電話で対談し「電池(の研究)をやるなら環境問題に対し
答えを出していかなきゃいけないと思っている」と、責任を感じ
ていることを打ち明けた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191009-00000167-kyodonews-soci
梶田氏が、リチウムイオン電池開発から受賞決定まで「だいぶ時間
はかかったと思うが」と話すと、吉野氏は「私は産業界の人間。
基礎研究から始まり、それを世の中に出し、広まってということに
なる。やっぱり時間はかかる」と答えた。
はかかったと思うが」と話すと、吉野氏は「私は産業界の人間。
基礎研究から始まり、それを世の中に出し、広まってということに
なる。やっぱり時間はかかる」と答えた。
この10年、毎年ノーベル賞候補に上がっていた吉野氏。産業界の
人間で、02年たんぱく質など生体高分子の質量分析法を開発した
田中耕一さん以来の快挙です。化学賞としては、10年の根岸英一
教授、鈴木章教授の有機合成法(カップリング法)開発以来、9年
ぶりの快挙です。
吉野氏の受賞、このブログでも、たびたび候補として取上げていた
ので、むしろ遅すぎる受賞で、化学のすそ野の広さ(順番待ち)を
感じます。まさに頭の「柔軟性」と「執着心」のたまもの。
明日の市場、旭化成や関連銘柄の物色で、マインド明るくしそう。
さて、日経平均は反落して、131円安の21456円の大引けでした。
(出来高 概算10.4億株の商いでした。)
今朝方のNY株式市場、米中貿易協議への警戒感から大きく下落。
日経平均、この流れから大きく下落してスタートも為替の円高進行が
限定的で戻りを試し、21400円台で終了する底堅い展開であった。
日経平均は、下ヒゲをつけた陽線引け。ボリンジャーバンは-1σ~
25日線レンジへ戻ったものの、地合いの改善が期待できるところ。
今晩のNY株式市場、米中貿易交渉の何らかの進展期待から反発して
始まり、どこまでプラス引けできるか、ポイントです。
明日の日経平均、ノーベル賞受賞効果で、早速の反発に期待したい。
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