だいぶ、風が冷たくなってきました。晩秋から初冬の入り口に来た
感じです。この時期、油断すると風邪を引き、投資脳にも影響します
から、気をつけましょう。
ニュースリリースを見てたら、「大学で、デリバティブ取引に失敗した。」
との 見出しに眼がいきました。
不名誉な大学は、駒沢大。資産運用を目的とし、デリバティブ（金融派生
商品）取引に失敗し、約１５４億円の損失を出したと言う。この穴埋めに、
キャンパスの土地や建物を担保に、銀行から１１０億円の融資を受ける
のだそうです。
駒大によれば、昨年 外資系金融機関と「金利スワップ」「通貨スワップ」の
取引を 約１００億円で契約したが、金融危機で、円高が急速に進み、今夏
以降に含み損が膨らみ、証券会社が追加担保を求めてきたため、１０／Ｅ
に取引を解約。 損失額は約１５４億円に上ったらしい。
研究や教育の大学で、こんな事態になったのは異例でしょう。
学生や教職員の動揺は、やはりあるでしょうね。事実関係が出てきて、
運用・関係者に教授陣等が入ってないことを祈りたい。http://sankei.jp.msn.com/life/education/081119/edc0811191240008-n1.htm
さて、日経平均は、続落し５５円安の８２７３円の大引けでした。
（出来高 概算１９．４億株の薄商いでした。）
今朝方のＮＹ市場、引け間際に反転しプラス引けでの終了と、日本市場も、
プラス引けもあったんでしょうが、弱い相場展開でした。
日経平均は、下降する２５日移動平均線に沿って 上値を抑えられた状況が
続いており、ＮＹ市場の水曜安の呪縛もあります。
先週の日経新聞「まちかど」に掲載されてた記事も、投資マインドに水を
差したかもしれません。それは、「米ＮＹ市場で、水曜日の株安が９週間
連続で続いている。」 と言うアノマリーです。
明朝にかけてのＮＹ市場、ＧＭ支援策の不透明さなど継続ですが、この
悪しき前例の１０週間連続にＳＴＯＰと、続伸するか注目です。
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