日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

会社の強さは経営者の思いの強さに左右される

2006-03-23 | 経営改善
非常に残念なことですが道半ばで
企業再建のコンサルティングを終了することになりました。
きっかけは、コンサルティングにもかかわらず
企業が変わる事ができなかったことによります。

コンサルティング開始時に口が酸っぱくなるほど言う言葉があります。
「社長が変わらなければ会社は変わりませんよ。会社が変わらなかったら我々コンサルタントに支払うお金は捨てるようなものですよ。」と・・・。

このような結果になった時、常に言われるのが
「コンサルタントを頼んだのにちっとも良くならなかった・・・。」という言葉です。
しかし、変われない企業の多くが社長が変わろうとしないことから来るのです。
無駄金になるのか活きたお金になるのかは
コンサルティングを受ける側がそのアドバイスを如何に受け入れるかなのです。
変えようとしない。
変わろうとしないのでは
従業員さんが不幸になるだけです。

企業の再建に王道があるとすれば
それは「社長自身が変わる」ということです。
自分に甘いくせに、従業員が働かないなんて言うのは
本末転倒もいいところです。
他人任せな経営は会社自身と従業員、そして周囲の人を不幸にします。

お金が続くことだけが経営ではありません。
充分な売上を上げ、適正な利益を計上し
社会のため従業員のために発展し続けることが
経営者としての使命です。

関与は離れますがこれから先
社長の思いを強くし再建の道を辿られることを
心から祈願したいと思います。

また、期待してくださった従業員の皆様には
心からお詫びを申し上げたいと思います。

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