日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

怒りからは何も生まれない

2009-09-11 | 他人のフリ見て我が身を正す
感情のままに怒りをぶつけることはありませんか?
一般的に叱っても怒ってはいけないとも言われます。

叱るとは(目下の者に向かって)相手のよくない言動をとがめて、
強い態度で責める、とあります。
これに対し怒るとは、腹を立てることを言います。

若干ニュアンスが難しいのですが
叱るには相手の事を思う気持ちが入り主は相手にあることになります。
怒るには自分の気持ちが晴れること即ち自分が主になってしまいます。
結果、叱られた側は反省をし、良くない所は正そうという気持ちが芽生えますが
起こられた側は怒った相手を恨み反省もしなければ正そうとしないことになります。

特に種々の責任を持たされるベテラン従業員になればなるほど
部下に対し怒るのではなく叱るようにしなければなりません。

ただ感情のままに怒ってみても
怒る側自身の気も晴れなければ
怒られた側の成長も望めません。

怒りからは何も生まれない
心しておきたいものですね。

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