日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

コロナ禍で減った消費は取り返せるの?

2021-06-04 | 危機管理
コロナワクチン接種が先行する海外では過去に例を見ない好景気の予感です。
今年の経済成長率予想は全世界平均で5.8%なんだとか(OECD発表)
これに対して日本のそれは2.6%
なんとも見劣りする数字です。

日本の回復の遅れというか
ひとり負けの原因は財政支出の少なさにあります。

他国はコロナ禍で下向きになった経済を再興させるために
思い切った財政支出をしているのに対し
日本のそれは経済音痴な財務省の強硬な反対の下
頑として抑制していることが元凶です。

これも日本に生まれ日本で育った不遇と受け取り
自らの手で再興を図らないといけない訳ですが
本当にそれが出来るのかどうか?

昔から食い溜め寝溜めはできないと言われていますが
余分に食べたり飲んだりしても
時間が来ればお腹もすくし眠くもなるということですが
逆もまた真なりで
食べ足りなかったからと言ってその分多く食べられるかと家えばそうではなく
寝足りなかったからと言ってその分多く眠ることはできないのです。

ということは。。。
これらの消費は劇的に取り返すということが出来ないということになります。

緩やかではあるものの日本の景気も多少回復してきます。
しかし、コロナ禍で足りなかった需要が十分に取り返せるかというと
そうではないということになります。

この1年半もしくは2年のコロナ禍での損失を穴埋めするために
従来の事業を強化するか否か
難しい判断を迫られる局面が目の前に迫っています。

経営者の皆様にあっては
いまこそ柔軟な頭を持っていただきたいものです。

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