日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

責任者出てこいやあ~!!

2012-12-16 | 他人のフリ見て我が身を正す
ビジネスマンに必需品であるスーツ

彼女とベッドを共にする時でさえ脱がない程大切にする
ビジネスマンには切っても切れない大切なビジネスアイテムです(^^ゞ

先般、ある方から
「あれっ!? スーツの襟が切れていますよ!」と言われ
慌ててスーツを脱ぎ襟元を確認すると
確かにスーツの左側襟元のアイロンのあて方が悪く
襟と本体のつなぎ目が見えている状態でした。

「これは困った!」
家に帰ってクリーニングから帰ってきたばかりのものも含めて5着確認すると
すべて同じ部分の襟元のアイロン掛けがずれており
翌日クリーニング店にクレームを伝えさせました。

クリーニング店はいわゆる取次店であり
地元大手のクリーニング店の看板は揚げているものの
自身でクリーニングをしてお客様に渡すのでは無い方式です。

1回目のクレームでは
「すぐに工場に言って直させます。ごめんなさい。」
と言っていたようです。


数日後
アイロン掛けの手直しをしたスーツが返ってきました。
スーツが一着一着新しいナイロン袋に入れられていたので
手直しをしたであろうことはすぐにわかりました。

が・・・。
直っていない。
襟元がクレーム前とほとんど変わらずに繋ぎ目が見えています。

「直っていないから、もう一度直させてきて!」
そう言ってクリーニング店へ再度クレームを言ったところ
「あれ、ホントですね。
 でも、このスーツ襟の幅が狭くてアイロン掛けしにくいそうです。」
と答えが返ってきたとのこと。

スーツを作った場所が
デパートだったり
銀座の有名店だったりするものが
すべて同じ襟幅であろう筈がありません。
そのような答えが返ってきたことを聞いて
再々度襟元のアイロンがけを直すよう
5着全部クリーニング取次店へ持っていかせました。

そして帰ってきたスーツに付けられていた管理票が以下の写真です。


品質管理のタグが付けられているものの
日にちが記入されていません。
どのような作業をしたのかがわかりません。
担当印がありません。

しかもこのタグは一度目の時には付けられておらず
二度目の時に付けられていたのがこの状態です。

社長様
会社は思いを込めている筈です。
会社はシステムを作っている筈です。
会社は社員教育をしている筈です。
現場がすべて完璧に対応してくれている筈です。
しかし、・・・
現実は今回のようなあり様です。

思いに溺れていませんか?
システムに溺れていませんか?
社員教育に溺れていませんか?
現場第一と言って見向きもしないでお客様を放置していませんか?

怖くなってきました。

弊社でもきっと…。
お客様に顔を向けず
お客様に思いを向けず
独りよがりになっていないか
再検証したいと思います。



 強い現場を育てるなら 
有限会社 グランドリーム

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1 コメント

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システムにおぼれている。 (蛇の出る会社)
2012-12-18 10:26:15
当社も、システムにどっぷりおぼれています。
怖くなってきました。

初心に帰って、見渡したいと思います。
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