日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

資金繰り難、急襲の恐怖

2009-01-07 | 他人のフリ見て我が身を正す
もはや一企業の問題ではなく、国全体の問題となりつつある現代の経営環境
こんな中、息つく暇もないほど急激に
資金繰り相談、経営改善相談が激増しています。

この世の税理士の何割かがもう少し勉強をしてくれていれば
こんなに集中して相談が来ないのだろうなと思ったりします。
本来助かるべき企業が助からない状況が多発しているようにも感じます。
幸い、私が手がけるものは確率から行くと破綻の確率は少ないのですが
私が支援していればこんな形で倒産しなくて良かっただろうと思われる倒産が
あちらこちらから聞こえてきたりします。

昨年9月まで月間5000万円の売上があった企業が
10月以降月間3000万円、2000万円、1000万円と
月を追う度に売上が激減するなんて事はザラに起こっています。
このような会社においては急激な経費圧縮を余儀なくされるのですが
まさか数ヶ月で売上が何分の一に激減するなどと思ってもいない為
あっという間に資金繰りが逼迫してしまいます。

再三お話しますが
金融機関は自分自身で資金を融資する勇気は持っていません。
信用保証協会付きか、しっかりした担保がなければ融資が困難です。
仮に借入ができるとしても
融資が実行されるまでに2ヶ月を要すると思っていないといけません。

資金繰り表を作成するポイントは
入りは最小に出は最高にです。
即ち、収入は堅めの判断、支出は最悪を想定するのです。

企業が倒産するのは『資金繰りに行き詰る』からです。
何が何でも資金繰り表を作成し自社の防衛をして行きたいものです。
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職場の躾より親の躾

2009-01-07 | つれづれ
弊社では毎朝お腹の底から大声を張り上げる朝礼をしています。
これは朝一番でモチベーションを上げ、
お客様に積極的な気持ちで応対できるために行っています。
また、輝いている弊社スタッフを見て
「自分も負けずに頑張ろう」と思っていただきたくて実施しています。

しかし、なかなか全員が大声で挨拶をするところまで行っていないのが実情です。
普通なら諦めて朝礼自体をやめてしまうのでしょうが
私は変にしつこい所があるため
全員が大声で朝礼が出来る様になるまでは止めるつもりはありません。

会社の中ではいろいろな教育をします。
挨拶然り
気遣い然り
社会人として当たり前に持つべき社会性を教えているつもりです。

しかしなかなかそれが身に着かない事が見て取れます。

ここ二年ほどの間で何人ものスタッフが退社していきました。
そのスタッフに企業として教えるべきものは教えて来ていたように思います。
しかし、その礼節が身に着くかどうかは
その生い立ちや家庭環境によって大いに左右されるように感じます。

挨拶を教えていたはずなのに…
思いやりを教えていたはずなのに…
弱きを助けることを教えていたはずなのに…
人のものは盗らないと教えていたはずなのに…

企業の教育で教えきれない原因がなんとなくわかってきたように思います。
それは職場の躾より親の躾が子供にとっては大きいということです。
即ち、本人の動きや考え方は親の躾そのものということだと思います。

親にとってはいくつになっても子供は子供
しっかりとした子供の躾をしたいものです。
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