日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

社長の通知簿

2009-01-02 | 経営改善
ウソつきは泥棒の始まり
ウソをつくような大人になっちゃダメ!
人を騙すような人間はクズ!

そんなことは百も承知
それでいながらも何故か会社の決算書はウソをつきたい
そんな気持ちが先走ってしまうようです。

社長の通知簿は勿論決算書です。
学生時代の通知簿との決定的違いはマイナス即ち赤字があるということです。
学生時代の通知簿の最低が「1」であることからすると
大人になってからの通知簿は残酷なものです。

この残酷な(?)通知簿から目を逸らそうとする経営者を散見します。
結果が出ているにもかかわらずそれを誤魔化そうとする経営者がいます。
時には金融機関の担当者が「黒字にしないと融資継続はありえません」
などととんでもない独り言を大声で喋って帰ります。
時には恫喝するかのごとく黒字を迫ってくる経営者もいます。

一年間の成績はその期の末日に既に出てしまっています。
それは直しようのない事実です。
直せるのはその翌期以降ということになります。

目を逸らしてはいけません。
自分の通知簿を見てどこが弱かったのか
どこをもっと伸ばさないといけないのか
思い切って切り捨てるべきはどこなのか
集中的に力を入れるのはどこなのか
全て答えは通知簿たる決算書にきれいに反映されています。

このお正月休みに自分の通知簿を見直してみてはいかがでしょうか
コメント
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