日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

参加する者しない者

2007-09-20 | 経営改善
損をしている人がいます。
人間的には悪くないのに・・・・。
自分の殻を破る事の出来ない人がいます。

ここ数ヶ月弊社では本気朝礼なるものをやっています。
もともとはてっぺんという居酒屋さんが元気な朝礼をしているのを聞いて
いつかは自分たちもと思っていたところ
ある縁があって「倫理法人会」という団体に縁を持たせてもらいました。

居酒屋さんもそうですが
この倫理法人会も普通の朝礼の概念を覆してくれました。

朝礼に魅力を持たせ、大きな声で発言させることによって
その日一日の会社全体のテンションを上げて行く・・・。
その通り出来たら何と素晴らしい朝礼であるかという事になります。

しかし、参加しない人がいます。
参加できない人がいます。
自分の能力をわざわざ抑えてしまう癖を持っている人がいます。

いずれにしても
周囲からは「もっと力を出せるはずなのに・・・。」と思われてしまっています。
敢えて自分の殻を破ることに挑戦するかしないか・・・。

自分らしさとは、
まずみんなと同じことが出来て初めて
その個性を光らせることが出来ます。
みんなが出来ることをやらないのは単なる我が侭です。

貴方はどちらを選択しますか?
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会社の看板では売れません!

2007-09-20 | 他人のフリ見て我が身を正す
某有名企業の営業担当の営業姿勢に疑問を持ちました。
結果、年間十数万円の商品購入は取りやめにしました。

その企業は、ある分野では誰もが知っている老舗です。
その企業との取引は、当時のその企業の女性スタッフが何度か私の会社に電話をしてきて
サンプルを贈って来るだの
サービス内容を電話で説明するだの
暖簾に腕押し状態の私に何度も何度もアポイントを取って来ていました。

5~6回、営業に来る来ないのやり取りの末
来社してもらうことになりました。

なぜ何度もアポを取ったのか
どうしても商品を利用して欲しい理由は何なのか
彼女の社内での立場はどうなのか
など、私はその企業に興味があったため色々と教えてもらいました。

結果、納得してその商品を年間契約で購入しました。

一昨年新規に取引を開始し、色々メンテナンスをして貰っていましたが
昨年その女性担当者が辞めたため、女性の上司(Aさん50歳代)が当社の担当になりました。

契約期限は8月末です。
8月前半にAさんから電話が掛かって来て「契約の継続お願いします。」の一言
「前の担当の女性は、契約の際に当社へ来られましたよ。上司だからといって顔も知らない人の電話一本で契約継続は難しいでしょ!顔位見せてくださいよ!」
こんな私の言葉にAさんはいかにも面倒くさそうに日程調整をして契約の継続にやってきました。

私   「知らない人とは契約できませんよ。」
Aさん 「そう思ったから来たんじゃないですか。これで契約継続して貰えますよね。」
私   「Aさんは、当社のために何をしてくれますか?」
Aさん 「毎月商品をお届けして・・・・」
私   「それだけ?他には何も無いの?」
Aさん 「先生は厳しいなぁ~。意地悪言わないで契約継続してくださいよ。」
私   「まあ、お宅の商品が欲しいからもう一年だけ継続します。」
Aさん 「じゃあ、継続の契約書類をお送りしますから記入の上送り返してくださいね。」

せっかく部下が苦労して開拓した取引先を上司であるAさんは電話一本で契約の継続に臨んで来ました。
正直、こんな殿様商売をする上司がいることに驚きを隠せませんでした。

そして、昨年の冬、オプションで契約していた商品についても
Aさんはまたまた電話一本で契約の継続を打診してきました。
勿論、今回は契約の継続は行ないませんでした。
夏の契約継続から冬までたった一度の電話も訪問も無かったからです。
Aさんは、私の契約継続の意志がないことがわかると少し憮然とした返事をしたことを覚えています。

それから約八ヶ月
今年の契約継続の時期が来ました。
またAさんは電話一本で契約継続の打診をしてきました。
暫く考えたいと返答する私に「前向きにご検討くださいね。」の一言だけ言ったきり
二週間後電話で「契約の継続お願いできますね。」の一言が届きました。
勿論、私からの返事は今回も「契約は継続しません。」でした。

Aさんは憮然とした感じで「じゃあわかりました。」そう言って電話を切ってしまいました。

確かに年間数万円の売上かもしれません。(オプションを含めると10万円は超えますが)
その売上に時間を裂く事は出来ないのかもしれません。
しかし、新規に開拓することを考えたら年に数回のメンテナンスをしたほうが
余程効率が良い筈です。

どんなに会社が有名であっても
どんなに商品が良くても
それをサポートする営業マンが最低であっては
会社も商品も光りません。

自分が会社の一番の商品であるという気概でお客様と向き合って欲しいものです。





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