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普天間基地・オスプレイ不時着・大破に思う。

2016-12-17 15:10:10 | オスプレイ等

以下文は、NHK・WEB・NEWS、米軍会見等々の一部を参考としています。

 

普天間基地オスプレイ不時着・大破 

先日のオスプレイ不時着・大破も、機体そのものに大きな問題、欠陥機であると本質、問題をすり替えた報道ばかりです。今回の不時着・大破は1次的には何も機体に問題は生じていません。

KC-135との夜間空中給油訓練時、強度があるホース等がオスプレイの片方のプロペラに当たり損傷、結果機体が不安定となる・・・夜間にもかかわらず無害の地点(海兵隊キャンプ・シュワブ)を目指していたが、海上の浅瀬を見つけ21:45頃不時着・大破・・・乗員5名は機内救命ボートで脱出(5名負、軽傷)・・・機体は波により分断・・・地上米軍により全乗員救助・・・米軍病院に収容

 

ANA等使用の世界で優秀なプロペラ機でもあるDHC-8でもプロペラに強度があるホース等が当たれば、今回同様当然異状をきたし不時着するでしょう。DHC-8がこれで、構造的問題の欠陥機とは先ず報道しないと思います。

オスプレイ、パイロットは夜間にもかかわらず異状事態発生後、民間人被害を避けるため、民間地が多い普天間基地に向かうことなく、民間被害が生じない海兵隊キャンプ・シュワブ基地を目指していましたが、海上の浅瀬に不時着、大破しています。

一般論としては米軍パイロットは脱出、不時着時は場所は選ばないようです、例え民家があろうと・・・今回は最善を尽くし無害の海上に浅瀬に不時着しています、やはり私達は、この若いパイロットの思いをくむことは大切と思います。

彼らも日米安保により日本で活動しています。安保内容等に不満は私にもありますが、日米両国の国民が結んだ日米同盟です。間違いなく在日米軍が日本防衛をしている事実・・・特に技術を要する夜間空中給油、普天間のオスプレイを批判する事は簡単ですが、後一歩先を読んでほしいです。必死に市街地を避けた若いオスプレイ・パイロットに対し、素直に感謝するのは当たり前だと思います。昨今の沖縄側、マスコミ報道は恩を仇で返しています。大人の日本人として恥ずかしいと思います。

 

最初の米軍ニコルソン中将の発言は、Should be thankful that there was no damage、この文を沖縄側、マスコミは「ダメージ(損害)が無かったので、沖縄は感謝すべき」と発表しています。「ダメージ(損害)がなかったことに感謝しなければならない」です。私はこれ以外の発言を含め全体を読んで、「不時着したオスプレイの若いパイロットは最善を尽くしたので理解してください」と理解すべきだと思います。沖縄に感謝しろなんか全体の英文からは解釈出来ないように思います。

今回の事故は、特に難しい夜間空中給油訓練等の乗員錬度、手順等々の問題かも知れません。

普天間のオスプレイは日本のタンカーのシーレーンでもある、南シナ海をも空中給油等により運用範囲にしている事実を、私達は素直に理解、知る必要があるように思います。

普通に考えれば、何故夜間、危険な空中給油訓練と思うかも知れませんが、有事の軍事任務を遂行するには、日々に昼夜の最悪を想定した訓練が大切だと言われており、どうしても軍事防衛任務等は危険が付きまといます、これは致し方ないことでこの任務を誰かがやらなければ、現実の平和は不安定な状態となると思います。

確か、普天間のオスプレイも夜間空中給油訓練が、年間数十時間義務付けられていたと思います。民間機の飛行訓練と違い、昼夜過酷な訓練を行っているのは、有事に任務を遂行達成するためです。

民間航空機とオスプレイ機の事故率等々を民間航空機と比較する雑誌、評論家等の方がいますが、本質をすり替えた卑怯な馬鹿げた理屈に思えますし、この比較結果は何も意味を持たないように思います。民間機とオスプレイは運用形態が全く違います。

 

善良な多くの人達も沖縄側、マスコミ報道をどうしても鵜呑みにせざるを得ない日本社会・・・今回の普天間オスプレイ事故報道等は国益、国民益に反することばかり報道しているように思います。

 

私達は日々何気なく、不自由なくガソリン、灯油等を使用しています。

この油も誰かが南シナ海のシーレーンを守っているからこそ自由に不自由なく使用することが出来ると思います。シーレーンは日本にとって大切なルートですが表に出ることは殆どありません。普天間のオスプレイも南シナ海の日本のシーレーン防衛に関わっています。

私達は、マスコミ報道を鵜呑みすることなく、自分なりに、あと一歩進んで数社のニュースを、比較して見たら違った内容になるかも知れません。

 

中国は世界の大国になった以上、大国に応じた範囲(大きな問題と思います。)、軍事力等を備えると言いますが、私達日本からすれば、オイル・シーレーン(日本往来原油タンカーの航路)等々の問題もあり、脅威になるのは間違いないように思います。

日本は、南シナ海を見据えた可能な限りの同盟国、米国軍への相応の支援をするのは日本として当たり前だと思います。今回の米軍オスプレイ不時着・大破を機に、日本にとってシーレーンとは何かを一人々が自分なりに考えることも大切であると思います。

普天間基地のオスプレイのオペレーションを素人なりに精査すると、日本の対東シナ海策は、尖閣まで航空機で人員を短時間で輸送し、オペレーション出来るのはオスプレイ以外ないように思います。日本は早期、配整備することが大切と思います。現実は可笑しな憲法下で尖閣は米軍任せのように思います。オスプレイは日本の対東シナ海策で相応の抑止力等を発揮すると思います。それとともに、「孫子の兵法」に徹することも大切と思います。

「孫子の兵法」は、古来からの現代までの戦の明確な答えを出しています。

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