極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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故・朴正煕(パク・チョンヒ)大統領と前・朴槿恵(パク・クネ)大統領

2018-03-01 11:30:40 | 日韓

以下文はソウル聯合ニュース(20018.2.27)、世論調査機関・韓国ギャラップ(2015.8.7)、韓国経済の発展・漢江の奇跡と朴大統領(1991.8)、ウィキペディア等々を参考にしていますが、個人の思いも記しています。

 

韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告との友人・崔順実(チェ・スンシル)被告・・・昨今、ソウル中央地裁で検察側は懲役30年と罰金1185億ウォン(約118億円)を求刑、崔順実(チェ・スンシル)被告には一審で懲役20年の重刑を言い渡されており、朴被告には崔被告より重い刑が科せられるとの見方が優勢のようです。

2018年2月27日のソウル聯合ニュースは、長年の知人である崔順実(チェ・スンシル)被告と共謀して大企業から多額の賄賂を受け取った収賄罪などに問われている韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告の論告求刑公判が27日、ソウル中央地裁で開かれ、検察側は懲役30年と罰金1185億ウォン(約118億円)を求刑しました。

国政介入事件の主犯の一人で民間人の崔被告には懲役25年を求刑したため、朴被告にはより重い責任を問わなければならないと判断したようです。

検察は論告求刑公判で、国民から委任された大統領の権限を私有化して国政を壟断(ろうだん)し、憲法の価値を毀損(きそん)したと説明、その結果、被告は憲政史上初めて罷免され、韓国の憲政史に消せない汚点を残したと指摘しました。

また、被告は過去の権威主義政権で行われた政経癒着の弊害を踏襲し、経済民主化を通じて国民幸福時代を開くとした自身の公約を放り出したと叱咤(しった)

その上で、朴被告は国政壟断の頂点にいる最終責任者であり、国政に一度も関わったことがない秘線実勢(陰の実力者、崔被告を指す)に国政運営のキーを任せ、国家の危機事態を招いた張本人だと批判、この事件は韓国の歴史において消せない傷として記録されるが、一方では国民の力で民主主義と法治主義を立て直す大切な契機になったとし、こうした悲劇的な歴史が繰り返されてはならないことを見せるためには、罪に相応する厳重な処罰で責任を問わねばならないと強調

昨年10月16日に自身の勾留が延長されたことに反発し、公判をボイコットしている朴被告は、論告求刑公判にも出廷しませんでした。

朴被告は崔被告と共謀し、大企業に対し崔被告が実質支配した二つの財団に774億ウォンを拠出するよう強要した罪などで昨年4月17日に起訴された。サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長から崔被告の娘の乗馬支援費など433億ウォン相当の賄賂を受け取ったり、受け取ろうとしたりした罪、朴政権に批判的な文化・芸術界関係者のリストを作成・管理させて政府の支援対象から排除した罪、青瓦台(大統領府)と政府機関の機密文書を崔被告に渡した罪などにも問われています。

国政介入事件に関連した朴被告の起訴事実は18件で、うち15件は朴被告の共犯とされた崔被告や金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長らの公判で共謀関係や有罪が認められています。

崔被告は一審で懲役20年の重刑を言い渡されており、朴被告には崔被告より重い刑が科せられるとの見方が優勢となっているようです。朴被告の判決は3月末か4月初めに言い渡される見通しです。

 

2人に共通するのは、主体的な反日でなく内面にあるのは親日だと思います。

朴槿恵(パク・クネ)被告は故・朴大統領、朴正煕(ぼく・せいき:1963年~1979年・第5代~第9代大統領)

の娘さんで儒教が幅をきかす韓国社会、儒教一辺倒で無い父親の親身な教育を受け育っています。

朴槿恵(パク・クネ)・大統領の根底に宿るとも言われる親日の父である朴正煕(ぼく・せいき)元・故大統領は幼い時は弁当さえ学校に持っていけない程の貧しさだったと言われています。父親は教育を受ける必要は無いと頑なに抵抗しましたが、幸い日本統治下で教育の必要性を説いた日本の役人に父親は折れて学校等への進学を認めたと言われています。以後、朴正煕(ぼく・せいき)・元・故大統領は努力、奮闘し満州軍管学校、日本陸軍士官学校を優秀な成績で卒業されています。

生活は質素で、韓国は当時、現在も儒教国家ですが縁故を最も嫌ったと言われています。世界の人達は朴正煕(ぼく・せいき)・元大統領に対し高評価をしています。朴正煕元・故大統領の親日策で、以後の韓国に計り知れない国益、国民益をもたらしました。反日を叫ぶ人達もこの恩恵の上で反日を叫んでいると思います。

朴正煕(ぼく・せいき)・元大統領が嫌っていたとも思われる。儒教

儒教は基本的には長幼(年長者と年少者)の序だと思います。

儒教は中国固有宗教で前6世紀中頃、諸子百家の儒家の一人孔子によって創始、孔子以前から原始儒教思想があり祖先崇拝、儀礼的等な信仰でしたが孔子が宗教性のある思想にしています。

韓国に儒教は、本来の儒教とはかけ離れており、常に年長者を敬うのが年少者の礼儀で反する行動は絶対に許さないようで、年長者に対しての意見等は絶対に許さない年長者絶対主義とも言われています。更に女性を不浄者と見る女性差別等、これらが今日の韓国の社会発展を阻害、混乱等を生じる要因となっていると思います。

韓国儒教は李朝時代の絶対王政、公地公民を理論的に補完するもので、一般民衆を支配する者として彼らの良いように改竄(かいざん:悪用するため勝手に直すこと)された儒教と言えそうです。現在も生きている基本的価値観である、中国は父、韓国は兄、日本は弟と言う考えは生きているでしょう。

  

2015年8月7日の世論調査機関、韓国ギャラップが発表した過去の韓国大統領に関する調査結果では、最も良く導いた大統領は、朴正煕(パク・チョンヒ)氏(44%)がトップです。以下、盧武鉉(ノム・ヒョン)氏(24%)、金大中(キム・デジュン)氏(14%)と続きます。最下位は盧泰愚(ノ・テウ)氏(0.1%)です。

朴正煕氏に関しては、功績が多い(67%)が「過ちが多い」(16%)を圧倒しています。功績としては「経済発展」が最多です。

「過ちが多い」の最多(64%)は李明博(イ・ミョンバク)氏です。

韓国社会等は朴正煕 元・故大統領を朴槿恵 元大統領に親日等だとマイナス面等のみをオーバーラップさせ、反日を利用し政権の座から追い出したようにも思えます。何故なら政権発足当時の主要メンバーには未来の日韓を考え多くの親日家が連ねていましたが、ことごとく拒否され孤独な政権スタートとなっています。これらの事実をメディアは報道していません。

朴正煕元・故大統領に対しては、日本国内では軍事独裁等々は悪等・・・マイナス面ばかり記した著書、報道等が多いようですが、当時の腐敗・混沌とした傀儡政権であった李相伴政権の国内状況では致し方ないと思います。

朴正煕・故大統領は戦前、中等に受けた日本の教育を韓国の発展のために実践され奮闘、米国の傀儡(かいらい)政権であった李相伴大統領(初代大統領・1948年~1960年)と対峙され、真の韓国の独立を目指していました、ほんとうの韓国の愛国者です。

最後は韓国の自主独立国家路線等を明確に目指した余り、米国の意に沿わないため米国側に暗殺されました。この事実は現場にいたKCIA要員が暗殺は米国側の要求だったと明確に証言しています。

 

崔順実(チェ・スンシル)被告は、朴槿恵(パク・クネ)被告の長年の相談役、信頼できる友人でもあったと言われています。

過去、故父(親日、朴正煕・元大統領)の功績を再評価する事業を行った時、セマウル運動(日本統治時代に朝鮮総督府が進めた農村振興 運動をモデルにした韓国の地域開発運動でセマウルとは、新しい村という意味です。)を進めた仲間が大きな力を貸してくれたとも言われています。

セマウル運動のリーダーでもあるチェ・スンシル氏は親日とも言われています。朴槿恵氏にとって父親殺害後から苦楽を共にし、相談役でもあったと言われています。

親日であるために2人とも罪が重いようであれば、韓国にとって極めて大きな国益を失ったことを意味すると思います。

朴槿恵(パク・クネ)・元大統領の著書、資料等を読むと韓国の未来、特に若者の未来を案じ、日韓の未来を変えようとしている姿勢は群を抜いています。

朴槿恵・元大統領は2016年1月4日、大統領府で開かれた新年会で、10年後の韓国を考えるたびに不安になり、「経済革新3カ年計画」を成功させ、「4大改革(公共、労働、金融、教育)」を必ず成し遂げなければならないという切迫感が募ると述べています。

10年後に韓国は何で食べていくのか、韓国の若者はどのような仕事をして生きていくのかと考えるたびにとても不安な気持ちになるとの思いを述べています。
この策は韓国の未来がかかっているもので、子孫のために必ず解決しなければならないと強調しています。

日韓両国民は韓国の未来を案じていた愛国者と評価すべきです。メディアは報道しませんが朴槿恵(パク・クネ)被告の安部総理に対する信頼は大きかったように見えます。日本にとっても大きな損失であったと思います。私には、何か親日を秘めていたための理不尽な裁判の一面があるように思えてなりません。

何時の日か朴槿恵(パク・クネ)被告、崔順実(チェ・スンシル)の両氏が日本を訪日され講演等されることを期待します。両人は今後の日韓関係にとって大切な人であることは間違いないと思います。

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