極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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イスラエルと国連安保理決議242号

2014-01-15 19:37:55 | 中東

以下文は欧州のプログ等(英語圏)、旧約聖書、国内ネット等情報を参考に記しています。 

 2014年1月11日イスラエル・テルアビブの病院で、イスラエル元首相シャロン氏が亡くなりなりました、85才でした。シャロン氏は、イギリス委任統治時代のパレスチナで1928年に生まれ、ロシア移民で10歳の時にハッサデー(シオニストの青少年運動)に入り、14歳でガドナ(若者向けの軍事組織)に参加した後、1942年にハガナ(イスラエル軍の前身になる「シオニスト」の武装集団、ロスチャイルド資金提供)に「入隊」
第2次世界大戦中にイギリス対外情報機関MI6、テロ機関、ロスチャイルドがハガナを資金、武器等提供訓練、シオニストをパレスチナ支配の協力者として育成したと言われています。重要なのは何故!ロスチャイルドが多額の資金提供をしたか!世界問題の全ては・・・火種を作った!

 旧約聖書の血統的ユダヤ人、アラブ系住民を追い出しイスラエル建国を目指すため、「シオニスト」の人達は1948年ダーレット作戦開始し4月には村を襲撃させ、仕事で男が家にいない朝方を狙って襲撃、残された女性や子どもを大虐殺しました。襲撃後に村へ入村した国際赤十字によると、254名が殺害、145名が女性で、35名は妊婦でした。英国高等弁務官は当時パレスチナに駐留していた英軍のマクミラン司令官に殺戮を止めさせるようにしましたが受け入れられませんでした、残酷です。ナチスは批判しますが。

 シャロン氏は1949年陸軍中隊長、翌年には情報将校になりました。後は特殊工作を任務とする101部隊を率いるようになりました。以後、有名なダヤンも所属していた部隊に統合?されたようです。2人とも旧約聖書の国、大イスラエル建国が目標(2人とも旧約聖書とはなんの関係もない、ユダヤ宗教集団カザール人)で、パレスチナとの和平は無視され続けられました。

 70年代アメリカ大統領カーターはパレスチナ和平に前向きでした。イスラエル首相のラビン、PLOアラファトとも平和を望んでいたため、交渉は進む可能性がありましたが、イスラエルの選挙でリクード(急進的右翼)が勝利、ベギンが新首相になり状況が一辺しました。

 同時期にシャロン氏等が中心となりイスラエル軍、治安の一部幹部が会合を開き、イスラエルがヨルダン川西岸から絶対撤退することを阻止する誓いを立てました。そもそもリクードの思想はパレスチナの地を騙して搾取、売らせ、更なる大イスラエルを建国の野望だと思いますが、1978年にベギンは米国大統領カーターを仲介役としてエジプトのサダト大統領と和平条約を結びました。包括的和平を拒否するキッシンジャー(アシュケナージ・ユダヤ人、カザール人)の計画によるものです。サダト大統領はキッシンジャー配下でもあり、以後米国がエジプト軍の人件費の全てをまかなううようになり、米国のエジプト軍となって、以後は米国領エジプト?のようになり、米国、イスラエルに楯突けば、エジプトに政変?

 国連安保理決議242号(1967.11.22 占領地からのイスラエル軍撤退)に基づく和平を実現したい米国大統領カーター、ラビン、PLOアラファトの動きとは相容れないものでした。

国連安保理決議242号(1967.11.22 占領地からのイスラエル軍撤退)

 安全保障理事会は,中東における重大な状況に関して継続的な関心を表明し,戦争によって領土を獲得することは承認しがたいこと,およびこの地域のいかなる国家も安全に存続できるような公正で永続する平和のために取り組む必要性を強調し,国連憲章の原則を達成するためには,中東における公正で永続する平和を確立することが必要であり,それには以下の諸原則が適用されなければならない。
(a) イスラエル軍が最近の戦闘によって占領した諸領域からの撤退
(b) この地域のあらゆる国家の主権,領土の保全と政治的独立性,安  全で武力による威嚇や武力行使を受けることなく安全に,かつ承認された国境内で平和に暮らす権利の尊重と承認
(c) 難民問題の正当な解決
(d) 非武装地帯の設定を含む諸手段による,この地域のあらゆる国 家の領土の不可侵性と政治的独立の保障

以後は世界で242号決議に触れることは最大のタブー!

勿論、日本も国連無視!

日本は国連決議等々言いますが、完全に国連決議違反です!
 
 80年米国大統領選挙、シオニスト達は米国大統領カーターを批判、極めて親イスラエル色の濃いロナルド・レーガンが当選(日本では親密な中曽根総理時代)、82年イスラエル軍がレバノン侵攻、8月イスラエル軍が撤退PLOも撤退、9月国際監視軍が引き揚げると、ジュマイエル次期大統領が暗殺され、口実にイスラエル軍が西ベイルートに戦車、装甲車を先頭に侵入、難民キャンプを完全包囲、3日間にかけて襲撃が行われました。

 襲撃後、シャロンと軍情報局長は解任、局長の部下が3カ月の間残り、自身等の虐殺への関与を示す証拠を廃棄、シャロン氏は過去武器を売り歩いた中米諸国へ逃亡しました。シャロン氏は特に対中米武器商人として世界でも有名人です。

 2000年シャロン氏はリクードの党首、多くのイスラエル人警官を引き連れてエルサレムの神殿の丘を訪問し、イスラム教徒に対し、殺害と破壊を引き起こしてしまいました。
シャロン氏は2001年から6年間首相を務めますが、シャロンの周辺が贈収賄容疑?で起訴されたそうです。
シャロン氏は見方によればテロリスト、米国、日本からすれば純粋愛国主義者?よく考えれば日本も大きく関与してる側面は否定できません。

特に世界で有名な国連安保理決議242号日本は賛成しません。イスラエルを知ると世界の火種が見えてくる、又旧約聖書が解ると世界が見えてくる・・・今年こそ平和な世界でありますように!
 
*欧州のプログ等(英語圏)、国内ネット等情報が主ですがフィクションということで、、、!

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