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アメリカとイスラエルは、ガザでの悲惨な敗北を隠すために中東を破壊している。

2024-01-29 00:14:33 | 中東

 以下文は「アメリカとイスラエルは、ガザでの悲惨な敗北を隠すために中東を破壊している」の日本語訳です。多々可笑しい訳文があると思いますが、素人訳を了承ください。

 

「アメリカとイスラエルは、ガザでの悲惨な敗北を隠すために中東を破壊している」

原文 ↓

The United States and Israel are Blowing Up the Mideast to Conceal Their Disastrous Defeat in Gaza — Strategic Culture (strategic-culture.su)

執筆者:フィニアン・カニンガム:大手報道機関の元編集者兼ライター、国際情勢について幅広く執筆しており、複数の言語で記事を発表しています。

2024年1月25日

 

この恐怖が長引けば長引くほど、アメリカとイスラエルの属国にとって、事態は悪化するだろう。

 イランのモハマド・マランディ教授によると、アメリカとイスラエルに残された合理的な選択肢はただ一つ、即時停戦を呼びかけてガザでの大量虐殺を終わらせることだ。この恐怖が長引けば長引くほど、アメリカとイスラエルの属国にとって事態は悪化するだろう。

 しかし、ここに彼らの自滅的なジレンマがあります。アメリカとイスラエルはアメリカと欧米が支援するイスラエル政権が、すでにガザで引き起こした完全な敗北を隠そうと必死になっているので、その合理的な決定を下すことができないようだ。ガザにおけるイスラエル軍の軍事的損失の増大はアメリカ(とイギリス)によるイエメンへのミサイル攻撃の増加と相関している。この錯乱した力学は中東地域におけるより広範な全面戦争につながりアメリカとイランが直接の敵対者となる。

 もし米国とイスラエルがその道を辿り、それがますます避けられないように見えるなら両国は決定的な敗北に直面しているとマランディ教授は主張する。イランと、イラク、シリア、レバノン、イエメンなどの手ごわい同盟国は壊滅的な打撃を与える軍事能力を持っている。

 抵抗の枢軸は軍事的に打ち負かすことはできない。マランディは、イスラエルはアメリカからの無制限の軍事的・政治的支援を受けて3ヶ月以上も絶え間ない爆撃を行った後、ガザのパレスチナのハマス過激派を抹殺することに失敗したと指摘する。来る日も来る日も引き裂かれる女性や子供といった民間人の恐ろしい殺戮はイスラエル国家と欧米の後援者の底知れぬ犯罪性を暴露しているだけだ。これは大多数の欧米市民を含む世界の目から見れば政治的、道徳的信頼性の取り返しのつかない喪失だ。階級の偽善、二枚舌、野蛮な犯罪行為の暴露は西側諸国とそのイスラエルの顧客にとって致命的である。

 もし米国とイスラエルが今後数週間のうちに、より広範な戦争にエスカレートすれば彼らは間違いなく彼らを破壊するであろう、はるかに強力な敵と対峙することになるだろう。マランディは様々なレジスタンス・グループからこれまでに見られた火力は、アメリカとイスラエルの敵が待ち受けているもののほんの一部に過ぎないことを暗示している。軍事火力に加えて既に政治的、経済的危機に悩まされているアメリカ合州国とその西側同盟諸国にとって世界経済の破滅という壊滅的な結果がある。

 重要な違いはアメリカはイスラエルとそのマキャベリ的指導者ベンヤミン・ネタニヤフによって不幸にも操られているのではないとマランディは主張する。彼はアメリカは究極的にはイスラエルの攻撃犬に綱をつけていると主張している。イエメン爆撃と地域全域でのアメリカによる暗殺は全て、ワシントンによる意図的な戦争エスカレーション政策を示している。

 もちろん、バイデン政権がイラクやシリアで米軍が殺害された場合、イランとの戦争が拡大するリスクについて懸念を表明したと報じられるなど矛盾はある。しかし、帝国主義大国としてのアメリカは不合理だ。戦争が歴史的な崩壊につながっているにもかかわらず戦争を激化させることで帝国の権力を主張しようとしている。

それにもかかわらず、マランディ教授はイラン人は核武装したアメリカやイスラエルを恐れていないと自信を持って断言している。私が生きている間に、南アフリカはアパルトヘイトが崩壊し、核兵器は南アフリカを救わなかったと彼は言う。同じ運命がイスラエルを待ち受けていると彼は付け加えた。

 彼はイスラエル国家は欧米の全面的な共謀によって、80年以上にわたって犯された国内の腐敗と手に負えない無法状態によって末期的な崩壊に直面していると予測している。イスラエルは存続可能な独立国家ではない、と彼は指摘する。アメリカと欧州の継続的な支援がなければ、それは崩壊するだろう。

 シオニスト政権の犯罪行為に自らを結びつけてきたアメリカと西側諸国もまた、ガザにおける大量虐殺の最新の段階によって破滅する運命にある。世界はこの大量虐殺をテレビで生中継で見てきました。イスラエル、アメリカ、そしてその西側パートナーは世界の目から見れば、パリアである。それが、彼らの究極的で取り返しのつかない敗北の根拠である。

 

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