極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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子供たちへの道徳、修身教育なくして、日本の未来は無い!

2015-03-13 00:22:49 | 道徳等

 昨今の日本を取り巻く諸環境、殺人、殺人未遂、既得権、格差、公金不正受給、いじめ等々突き詰めれば、人間としての道徳等の問題となるように思えます。
 世界の人々から尊敬、羨望等される皇室を頂点とした日本国・・・特に日本人の中に流れていた武士道、道徳心等、戦後GHQ(主にニューディラーと言われる、アシュケナージ・ユダヤ人「旧約聖書の中のユダヤ人とは違うユダヤ教宗教集団」、現世界を金融支配してる人々)により徹底的に取り払われ、極度な個人主義ばかりの追求・・・まんまとGHQにやられたと言うのが実感に思います。

 以後、特に一番多感な子供たちに対する道徳教育等は皆無に等しく、未来を背負う子供たちは、人間のあるべき姿、目標等々はことごとく剥ぎ取ってしまわれ・・・ゲームのみに講じる現代の子供達


 世界の人々は・・・海外のプログ等を見ると、今も日本は武士道、崇高な道徳が生きてる国だと思ってるのは間違いないように思えます。

 今こそ日本人は、GHQが武士道、道徳等を剥ぎ取った事実に気付くべきです、何故取り払ったかを・・・

 明治36年、文部省より国定修身教科書を発行、この教科書に基づいて修身教育が行われました。修身教育は、明治、大正、昭和と3つの世代を通じて長い間日本人の精神形成の中心的な役割を担ってきました。
 
 修身は、昭和20年日本の敗戦に伴い、同年12月31日の占領軍指令「修身、日本歴史及び地理停止に関する件」で授業の終了と教科書の回収が決定され、残念ながら日本人の魂と言うべき修身等は日本の教育の現場から姿を消してしまいました。以後は、日本を支配しやすい日本国民に形作られて・・・

 修身の教科書には、吉田松陰、勝海舟、加藤清正、米国初代大統領ワシントン等、古今東西の偉人の話が分かりやすく記載されていました・・・具体的なエピソードを通して、正直、勤勉、正義、公益等の徳目を教えていました。修身の教科は多くの若者の人格形成に良い影響を与えてくれたと思います。

 戦後の教育は、個性を最重視し、修身で教えていた徳目や、日本の歴史、文化、慣習を蔑ろにしてしまいました、結果は、日本人の心は荒廃し、治安等々も悪化・・・現在は辛うじて一部修身等が生き残っています。

 戦前のことについては、いつの間にか日本人は否定的な見方をする国民になってしまいまし
た、全てが良いとは思いませんが・・・教育に関しては、親から子へと語り継ぎ、世代間で共通の道徳観を持つことが出来た戦前の教育の方が良かったのは事実と思います。

  修身の教科では・・・
「家庭のしつけ」「 親孝行」「 家族・家庭」「 勤労・努力」
「 勉学・研究 」「創意・工夫」「 公益・奉仕」「 博愛・慈善」
「 資質・倹約 」「責任・職分」「 友情」「 信義・誠実」
「 師弟 反省」 「正直・至誠」「 克己・節制」「 謝恩 」
「健康・養生」「愛国心」 「人物・人格」「 公衆道徳」
「国旗と国家」「 国際協調」等々

 どうして修身の教科が日本人の中で否定されるようになったのか・・・内容的に否定する理由が見当たらないように思えます。

 教育勅語は、1890年(明治23年)に発表された日本の教育の根幹と国民の培うべき徳行を説いた勅語です。正式には「教育ニ関スル勅語」と言われています。
 
 教育勅語には、日本人が祖先から受け継いできた豊かな感性と伝統的道徳観が込められており、人が生きてゆく上で心がけるべき徳目が、12の項目に別けられて簡潔に述べられております。年配者は、皆この教育勅語を暗唱出来、学校では修身を学び、道徳観を養っていました。

教育ニ関スル勅語

朕惟フニ我カ皇祖皇宗国ヲ肇ムルコト宏遠ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ
我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ済セルハ此レ我カ国体ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦実ニ此ニ存ス
爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭倹己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ学ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓発シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ広メ世務ヲ開キ常ニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ
是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風を顕彰スルニ足ラン
斯ノ道ハ実ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス
朕爾臣民ト倶ニ拳拳服膺シテ咸其徳ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ

明治二十三年十月三十日
御名 御璽

徳目は、次の12の項目です。

1.父母ニ孝(こう)ニ         
 親や先祖を大切にしましょう
2.兄弟(けいてい)ニ友(ゆう)ニ   
 兄弟仲良くしましょう
3.夫婦相和(あいわ)シ       
 夫婦はいつまでも仲むつまじくしましょう
4.朋友相信(ほうゆう)ジ       
 友達はお互いに信じあいましょう
5.恭倹(きょうけん)己(おの)レヲ持(じ)シ  
 自分の言動を慎みましょう
6.博愛衆(しゅう)ニ及ボシ   
 広くすべての人に愛の手をさしのべましょう
7.学ヲ修メ業(ぎょう)ヲ習ヒ      
 勉強にはげみ技能を身につけましょう
8.智能ヲ啓発シ             
 知徳を養い才能を伸ばしましょう
9.徳器(とっき)ヲ成就(じょうじゅ)シ    
 人格の向上につとめましょう
10.公益ヲ広メ、政務ヲ 開キ    
 広く世の人々や社会のためにつくしましょう
11.國憲ヲ重ジ、國法ニ遵(したが)ヒ   
 規則に従い社会の秩序を守りましょう
12.一旦緩急アレバ、義勇公(こう)ニ奉(ほう)ジ   
 勇気をもって国難のときは世のためにつくしましょう

 詔勅で示されたことで終戦後廃止となりましたが、我々が学ぶべき内容が明確に示されている大切な教科です。

 教えの部分は、現代でも当然身に着けるべき内容だと思いますし、未来の子供たちへの最高のプレゼントになると思います。特に昨今の後を絶たない、いじめ問題等はなくなる可能性があります。

 「子供たちへの道徳、修身教育等無くして、今後の新しい日本、未来の日本は有り得ないでしょう!」

プログ、未来への提言等を参考にしています。

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