極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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誘導武器等の命中率等とは!

2013-09-24 10:38:02 | 軍事

 まず誘導武器等で100%の命中率を誇ることは極めて難しいことを理解すべきでしょう。
確実に目標を撃墜するには、撃墜有効圏内(概ね0.●圏内)で1機に対し2~3発(確率上100%に近づけるため)のミサイルを使用すると思います。
 自動と言えど、単射(1目標に1発)、連射等(1目標に●発以上)等々を選択可能で、最●威●標は●動●射となります。●軍は連射が標準と言われています。(連射等は、可能誘導ミサイル周波数の数、コンピューターの現在の負荷等々に応じて、射撃間隔が決まるようです、勿論デュアル装備のコンピューター等々の能力にもよりますが、しかし最脅威目標は・・・)仮に100発搭載ミサイル搭載艦でも、現実には100機撃墜は存在しないと考えるのが自然でしょう。

当然最精鋭イージス艦でも、発射時の故障によるGEE、未発射、MF、ミサイル飛翔中の故障等が発生する可能性は当然発生します、システムとして機能しますので仕方ないことです。
特に遠距離では1機撃墜には、命中率を上げるため、多数のミサイルを必要としますので、引き付けての射撃(コンピューターが判断等々)となるでしょう。命中精度は距離、高度、スピード、マニューバー、ECM、天候等々が大きく影響し、命中率0.●圏内(この0.●は大きな意味を持ちます。)となると、公表戦闘距離の二分の一から三分の一位の距離内と捕らえるべきで、イージス艦と言えど、仮に100発の保有ミサイルで、20~30機撃墜すれば素晴らしい命中率と考えるべきです。

戦闘機の撃墜率となると、主としてAWCS等を用いたF-15対SU-27等の組織戦等を考えた場合でも、現在の中国の軍事力から見て、AWCSのデータリンク等に対する強力なECM等があり、ECCMで対抗、僚機と2機で敵1機を撃墜することでも凄いことなのです!4発の自機保有ミサイルで敵4機を撃墜なんか、日中間戦闘では現実的に厳しいでしょう、機関砲は更に厳しくなります。嘉手納基地所属のF-22対SU-27等となれば勝率はぐっと上がると思いますが、相手もどうしたらF-22と戦を避けるか、有効な方法は、もうお分かりですね!

イージス艦、F-15、SU-27等々の勝率等については、かなり詳しい米、英、イ国等の細部実験、検証、評価資料等々(断片的?)があり、ヒントを比較的得やすいと思います。(英文となりますが・・・)個別の細部ミサイル命中率等については、、、
昨今話題となるミサイル防衛については、日本はSM3、PAC3等々で2方面(対中、北朝)ミサイル防衛システムを組んでますが、命中率の議論よりも「日本にミサイル防衛システムが存在することによる国民の安心感」これに尽きると思いますし、抑止力ともなると理解したほうが納得できると思います。
戦に勝利する、過去の近代戦で勝利した国は、100%孫子の兵法を厳守してる事実を知ることも重要ですね。U-チューブ等で孫子の兵法用いた、近代戦の動画等がありますのでお勧めします。

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