極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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中国空軍の実力

2013-03-04 10:21:25 | 軍事

中国保有、第4~4.5世代の新鋭戦闘機(2013.3現在)
Su-27×約140機
Su-30MKK×約80機
Su-30MK2×約25機
J-10A×約150機
JH-7/JH-7A×約125機

中国軍の新鋭機の大部分は東シナ海の沿岸部に配備、即時戦力として尖閣諸島の領域に投入できる航空戦力は福建省の管区に配備された300機程度、空軍力はここ10年の間に一転してアジア最強の質的優勢を会得していると思われます。米シンクタンクは2020年までに中国の新鋭戦闘機は1000機程度になると思われると述べておりますし、戦略、戦術の見直しを実施してると思われます。

航空自衛隊は第4世代機のF-15J/DJを200機程度、F-2を94機保有。このうちアクティブAAMの運用能力を付与されたJ-MSIP機は105機程度、F-2は改造された極小数機を除きBVRの運用能力なし。100機程度で、中国機1機?に対し自衛隊機は1エレメント(2機)?で対処するでしょうか・・・

デジタルデータリンクも中国軍の最新鋭ECM機(外見は旧式でも注意、一部は軍事衛星を介し中国本土とリンクされてると言われています。)により諸通信の一部無効化を覚悟しなければならないと場面が想定されます。

自衛隊機は50機程度の中国新鋭機で精一杯?(全航空自衛隊F-15J/DJ機参加として。)との説があります。今後改修を急ぐ必要があるようです。

他には軍事衛星、北斗GPS等を利用した精度の高い数百発の弾道弾、巡航ミサイルが1000発程度?控えており、同時多数発射でもされたら日米軍が頑張っても100%対処不可能等と思われます。特に精度が改善された、弾道弾、巡航ミサイルの同時多数発射は侮れない存在になりますね。もちろんパイロットの技量(現状は自衛隊側有利と言われています。)も問題となりますが、戦いとなった場合、どう考えても、部分的には自衛隊が勝利しても、全般的には自衛隊絶対不利です、孫子の兵法に徹することが勝利への一番の近道に思えます。

尖閣諸島の領域で空自が対処できるのは、中国軍機最大50機程度?でしょう。

英国防衛評価研究所(DERA)が行ったSu-35(Su-27デモ機)の戦力評価は米軍F-15C(J-MSIP機同等)とのキルレシオで、0.8:1.0(VS,Su-35)中国軍のSu-30MKKはSu-35をフィードバックした量産型仕様機。DERAの評価は中国のSu-30MKKを8機撃墜する間にF-15J-MSIP機は10機撃墜されることになりますね。勝負はどうなるか一目同然、冷静に状況把握が必要ですね。嘉手納基地のF-22が増援に来るとしても、飛行場が使用可能時となります、補給機能等々が生きてることが前提のF-22ですので、まあ米軍の支援は絶望的です。何故なら係争地には絶対かかわらない!議会の同意(日米安保は、米国の真の国益に合致するときのみ議会の同意を得て参戦となります。NATO条約とは全く違います!日本を無条件で守るなんて有り得ないと思うべきです。


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