極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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平和の祭典の想いが、紛争地で生きる子供達等に届きますように!

2021-07-23 18:41:23 | 日記

以下文は開催が数時間後に迫った、平和の祭典、オリンピック・パラリンピックへの思いを記したものです。あくまでも素人の国連資料等の部分英訳です。

 

国連総会は2019年12月9日、加盟国に対し、東京で来年開催されるオリンピック・パラリンピック大会との関連で、オリンピック停戦を守るよう呼びかけています。

平和の中ばかりで生きてきた私達は、意外に思われるかも知れませんが、英国のシンクタンク、国際戦略研究所(IISS)は2017年、世界全体での武力紛争に関する調査報告を発表しています。紛争による2016年の死者数は15万7千人、内戦の続くシリアが全体の約3分の1を占める5万人、メキシコの麻薬組織の抗争による死者数が2万3千人です。特に毎年数万人の何も罪が無い子供達が命を落としています。本当に神様は何処にいるだろうかと思います。

オリンピック・パラリンピックの期間は短い期間かも知れませんが、この期間だけでも、多くの何の罪の無い子供達の命を守ることが出来れば本当に開催の意義は大きく、この祭典が日本で行なわれることは平和を愛する日本人として、新型コロナ・ウイルス感染下ではありますが、開催に反対する理由があるでしょうか・・・意識することはありませんが、日本は世界でも類がない武士道の仁(思いやり等)の心を多くの人達が持っていると思います。

新型コロナ・ウイルスに関する、世界のデータを見たら科学・論理的に日本には開催する物・心・技術があることは間違いないと思います。これらの事実に基づいた開催の決断は、如何に心情・感情論に左右されないリーダーシップが大切であるかを示したと思います。この開催は理不尽な世界の紛争が平和国家日本の開催を期に、平和へ一歩前進する可能性さえあると思いますし、菅首相・政権の開催決断の結果は、後世歴史が評価し、歴史に記録すると思います。

 

国連の停戦決議は、このオリンピック停戦は古代ギリシャからの伝統として大会期間前、期間中、期間後の戦闘行為の停止を求めるものです。この象徴的な停戦は、2020年7月24日から8月9日に開催される第32回オリンピック大会、2020年8月25日から9月6日にかけて開催される第16回パラリンピック大会の1週間前にスタートします。

コンセンサスで総会決議を採択した193の国連加盟国は、オリンピック停戦の価値を全世界で集団的に実現することの重要性を強調するとともに、大会の期間中とその後に、紛争地域で平和、対話、和解を促進するためのツールとしてスポーツを活用しようとする国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会の取り組みに協力することで合意しています。

古代ギリシャのオリンピック停戦(ekecheiria)の伝統は紀元前8世紀、平和的な環境を促し、大会に集まる選手と関係者の安全な通行とアクセス、参加を確保することにより、世界の若者を平和という理念のもとに結集させることを目的に生まれています。

オリンピック停戦決議も国連の伝統となり、2年に1回、それぞれ冬季大会と夏季大会の開催に先立ち採択されています。

 

今回の東京2020・オリンピックに関し、採択された決議は、人々にベストを尽くすよう促し、世界の市民の間で多様性の中での結束に対する意識を高め、将来世代にポジティブな遺産を残すことによりプラスの改革を成し遂げるという、東京2020大会のビジョンに留意しています。

東京2020が「Be better, together(より良い未来へ、ともに進もう)というサステナビリティー原則(UNGC(国連グローバル・コンパクト)の人権、、労働、環境、腐敗防止の4分野にわたる10原則)に基づき、持続可能な形での大会運営を確保し、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に寄与することをねらいとしている点も認識しています。

特に東京2020は共有の価値を祝う機会と言われています。加盟国は東京2020が2018年の平昌大会、2022年の北京大会とともに、3回連続で アジアで開催されるオリンピック・パラリンピック大会の2回目にあたり、それによって3国間のスポーツとそれ以外の分野におけるパートナーシップが強まることも想起しています。

決議案を提出した、当時の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長は、人間は理解を深めることによって共生できることを強調しました。森喜朗会長は無給、高齢、2016年3月29日ガン手術、今日も透析を続されています。この平和の祭典東京2020に尽力された方です。平和はオリンピック創設当初からの理念であり、国際社会は将来の世代のためにオリンピックを振興することを任務としなければならないと述べられています。森喜朗氏が尽力しなかったら、東京2020は無かったでしょうし、選手達の活躍により感動、勇気、未来への夢、世界の絆は生まれないし、開催は、何よりも今も苦しんでいる3・11被災者が生きる希望、未来への夢の一助となるでしょう。本当の東京2020への最大の貢献者は森喜朗氏であると思います、メディア、反開催者等の反森喜朗氏論に騙されてはなりません。世界・日本の良識は必ず大会の成功と言う、勝利を得ると思います。

 

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、近代オリンピック創始者のピエール・ド・クーベルタンが、125年前にオリンピック大会を復活させた際、すべての国と人々の間で平和を促進する手段としてオリンピックを考えていたことを想起しています。

総会が採択した決議は、そのビジョンが今も引き継がれていることをはっきりと物語っていますとIOC会長はこのように語るとともに、決議は国連、IOC双方の基盤をなす共有の価値を改めて強調するものでもあると付け加えています。バッハ会長は、2020年のオリンピックが国連創設75周年にも当たることから、この共有の価値を祝う上で絶好の機会になると明言していました。

何かと国内は反対論ばかりの開催に対する論ばかりですが、世界は公平に報道しています。今回の開催は新型コロナ・ウイルス感染下での開催で、延長論を言われる方がいましたが、自分なりに精査すると不可能のようでした。バッハ、WHO会長等々の諸文を読むと、日本のメディア報道、反対論者等が如何に感情・心情論で報道、論じているかが分ります。多くの国民はこの可笑しなメディア、反対論者等の感情・心情論の犠牲者かも知れません。

今回の開催は科学・論理的な判断、孫子の兵法を厳守した菅首相・政権、担当大臣、携わった名も無い多くのボランティア等は歴史に記され、評価されると思います。オリンピック・パラリンピック以降、新型コロナ・ウイルス感染下の世界・日本の潮目が変わると思いますし、オリンピック・パラリンピック選手の活躍により世界・日本の未来への夢、勇気、希望、絆を作り、今後共存していくことになる新型コロナ・ウイルスとの新たな生き方の一助となると思います。

 

 

原文

The General Assembly on Monday urged United Nations Member States to observe the Olympic Truce – the ancient Greek tradition calling for the cessation of hostilities before, during and after the Games – in the context of next year’s Olympic and Paralympic Games in Tokyo, Japan.

The symbolic Truce would start one week before the XXXII Olympiad, set for 24 July to 9 August 2020, and the XVI Paralympic Game, to be held from 25 August to 6 September 2020.    

The Olympic Truce explained @UN @Olympics pic.twitter.com/kdrTqwAz2M

— IOC MEDIA (@iocmedia) December 9, 2019

Adopting a consensus resolution, the 193-Member Assembly underlined the importance of cooperating to “collectively implement the values of the Olympic truce around the world,” and agreed to “cooperate with the International Olympic Committee (IOC) and the International Paralympic Committee in their efforts to use sport as a tool to promote peace, dialogue and reconciliation in areas of conflict during and beyond” the holding of the Games. 

The ancient Greek tradition of the ekecheiria, or Olympic Truce, was born in the eighth century BC “to encourage a peaceful environment and ensure safe passage, access and participation for athletes and relevant persons at the Games, thereby mobilizing the youth of the world to the cause of peace.” 

The resolution has itself become a tradition at the UN, being passed every two years preceding the holding of the Winter and Summer Games respectively. 

As for the upcoming Olympiad, the text adopted today notes that the vision of the Tokyo 2020 Games is to bring positive reform “by encouraging people to achieve their personal best, raising awareness of unity in diversity among citizens of the world, and leaving a positive legacy for future generations.”  

It also recognized that Tokyo 2020 aims to ensure a sustainable delivery of the Games, building on its sustainability principle ‘Be better, together: for the planet and the people,’ contributing to the achievement of the UN Sustainable Development Goals (SDGs). 

2020 Olympics, UN75, opportunity to celebrate ‘shared values’ 

Member States also recalled that Tokyo 2020 is the second of three consecutive Olympic and Paralympic Games to be held in Asia, following Pyeongchang 2018 and preceding Beijing 2022, thereby enhancing trilateral partnership in sports and beyond. 

Mori Yoshiro, President of the Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games, introduced the draft resolution underscoring that people can live together by fostering understanding. Peace was the original concept for creating the Olympics, he stated, and it must be the mission of the international community to promote the Olympics for future generations. 

 

UN Photo/Mark Garten

Secretary-General António Guterres (right) meets with Yoshiro Mori, President of the Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games.

Thomas Bach, President of the International Olympic Committee (IOC) recalled that when Pierre de Coubertin revived the Olympic Games 125 years ago, the founder saw it as a way to promote peace among all nations and people.  

The resolution taken up by the Assembly today “demonstrates clearly that his vision endures”, the OIC chief said, adding that is also a powerful reminder of the shared values on which both the UN and the Committee are built. As the United Nations looks ahead to its seventy‑fifth anniversary next year, there is no better time than the 2020 Olympic Year to celebrate these shared values, Mr. Bach declared. 

 


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