極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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素人が思う、昨今の北朝鮮問題の独り言

2017-09-07 20:49:04 | 北朝鮮

以下文は、支離滅裂の雑文とします。

2008年、メインプログラムに先立ってニューヨーク・フィルは、米国国歌と北朝鮮国歌を続けて演奏しました。北朝鮮の平壌で米国国歌が演奏されたのは初めてでした。この演奏会に対し、当時日米をはじめ多くの人達が異を唱えていました。

この演奏会の資金提供者、立役者は日本人のイタリア在住の日本女性・チェスキーナ永江洋子氏です。政治のことは分からないけど、音楽の力で平和につながるならと二つ返事で引き受けましたとインタビューで答えています。

このマゼール指揮のニューヨーク・フィルの北朝鮮とアメリカ国歌演奏のユーチューブの画面は、私達に何かを語りかけているかも知れません。この姿はトランプ大統領が望む、本来の両国関係を暗示していたかも知れません。

英語版ですが、ユーチューブの「Americans in Pyongyang 」52分52秒・・・このユーチューブは上記のニューヨーク・フィルと北朝鮮の人達の世界へのメッセージが詰まっています。是非若い方にも見てもらいたいユーチューブ動画です。

昨今の北朝鮮問題、もう限界点に近いかも知れませんが、もう北朝鮮は核保有国、世界の核兵器保有国同様、核兵器の抑止力を最大限利用していると思います。

北朝鮮への制裁項目の中の石油輸出禁止・・・日本自身が世界で一番理解している制裁でしょう。過去、日本がたどった道です。

国家にとって、全ての生命とでも言うべき貴重な石油、一般論から言えばこの石油禁輸は宣戦布告にも等しいと思います。全面石油輸出禁止を実施した場合、北朝鮮に大義名分を与える可能性があると思います・・・愚かです。

実施するとしても、極めて限定的な石油輸出数量制限以外実施しないと思います。

 

今、朝鮮半島のキーマンは、安部総理=トランプ大統領=プーチン大統領と言えると思います。3人は特に国民目線政策(大変な圧力を受けています。メディアは国民目線策を避けた報道をしているように思います。)、考え方、世界観、孫子の兵法等に徹している構図が見え隠れします。過去の言動等を見れば3人の信頼は極めて高いようです。

この3人に共通しているのは徹底的なメディアからの批判・・・何故、批判を受けるか、メディアの3人への報道は、足を引っ張る、引き離すための的外れ(故意かも知れません)の歪曲報道が多いように思いますし、重箱の隅を突くように、3人は対立してるように歪曲報道しているように思います。特にトランプ大統領とプーチン大統領、安部総理とプーチン大統領の関係

韓国大統領と中国国家主席は3人から見たら列外で、韓国大統領は特に信頼性に欠け、列外の列外と言えそうです。

 

今、対北朝鮮問題策は日本の安部総理に託されたと思います。何故なら、安部総理は米・ロから見たら、政策が明確で一貫性があり、信頼されるリーダでもあるからです。これらの事実が、理解しずらいのは日本のメディア報道が可笑しいからと思います。世界から見たら、安部総理の評価は高いようです。

本当に、この日・米・ロの3人が現代世界にいることで、紛争への道を防いでいると思います。

勿論、強力な戦力をバックにした外交、対話は現代世界では極めて普通、常識の域だと思います。北朝鮮は核戦力による外交策を実践していると思いますし、核戦力は抑止力であることは古来から明白でしょう。何故、北朝鮮が核・ミサイル開発、発射訓練をするか・・・当然、真相を3人とも熟知しているでしょう。

*  米国は北朝鮮を悪の枢軸、攻撃対象国(ブッシュ政権下の2002年3月10日付ロサンゼルス・タイムス、ニューヨーク・タイムスなどによって暴露された機密文書、1月に国防総省が連邦議会へ送付、8年ぶりの「核戦略体制見直し報告」(NPR)の非公開部分です。ラムズフェルド国防長官が署名、戦略軍が北朝鮮等への核戦争計画の準備のために活用するもので、議会には概要発表前日の1月8日に提出されています。当然、北朝鮮はこの文書を手にしているとも言われる方もいるようです。この部分に関しての信憑性は何とも言えません。)

トランプ大統領は、選挙期間中に言ってた通り、北朝鮮とトップ会談をやりたいが、絶対に許さない勢力がおり歯軋(はぎし)り、北朝鮮の核戦力は強力な抑止力だし・・・トランプ大統領を支えるとも言われる良識ある軍人達、如何に無意味、理不尽な戦が愚かであるかを熟知しているでしょう。

朝鮮戦争一時停戦後の有名なブラッドレー大将の発言・・・戦う相手、場所、タイミングを間違えた。朝鮮戦争では米軍人35000人が戦死、負傷者数は10万人以上とも言われています。

北朝鮮は周辺国には大きな脅威とはなりますが、他国を侵略する意思は皆無です。

米国と何とか平和条約を結び、米国からの攻撃を何とか避けたい、イラク、リビアのような国家の崩壊を防ぎたい。何故、イラク、リビアは理不尽な攻撃を受けたか・・・核を保有していなかったからです。

今、我々北朝鮮に出来ることは、米国の理不尽な攻撃を指をくわえ、国の崩壊を許すわけには出来ない!

ならば核・ミサイルを開発、発射訓練をしてやるぞ、勿論、自から米国を攻撃することはしません。日本への攻撃はお母さんが許さない。米国が核兵器を廃棄したら喜んで自国も廃棄します!

日本は友好国・米国との関わり・・・北朝鮮は脅威だが、日本侵略意思は皆無だし、拉致問題もあり簡単に北朝鮮との友好関係等はご法度、特に表に出せない、戦後日本が置かれている特殊な事情等々、私達は安部総理を支えるべきです、マスコミ報道を鵜呑みにしないこと。

ロシアは日・米に、仲介等々実施・・・必ず問題は克服可能だろう。

中国の現状は外交力は未知数、北朝鮮はもう核保有国、今後同じ核保有国のテーブルに就くのも何かと違和感があり、とにかく3カ国が何とか穏便に解決してほしい。

韓国の対北朝鮮策では孫子の兵法は無視、言うことやることが支離滅裂、米韓同盟があるが米国の本音は、韓国のために米国の若者兵士の血を流せるだろうか。国際社会では韓国は列外の列外のまた列外・・・日・米・ロ等から見たら、韓国に大統領はいたの!

朝鮮半島の現状は、北朝鮮も米国同様に孫子の兵法に徹した策を行っているように思います。最終的には孫子の兵法から逸脱した国が国益を失うように思います。昨今の米朝の孫子の兵法に徹した策は最終的には紛争、戦争を避けるでしょう。

世界の歴史を顧みた場合、対立する国々が孫子の兵法を厳守していたら、多くの愚かな戦争を回避できた可能性があると思います。

昨今の日本のメディアは、紛争を煽り立てるような論調が多いように思いますし、全ては北朝鮮=悪のシナリオで全てがスタートしているように思います。特に論説委員、評論家と称する人等の呆れた解説、素人が考えてみても的が外れているよに思えることが多々あります。

何故、北朝鮮は貧しい国なのに必死で核・ミサイルを開発、発射訓練をするのか。

何故、一日も早く、米朝平和条約を結びたいのか。

どこが悪の枢軸だったか、何故米国の攻撃対象国なのか。

日本と北朝鮮が逆だったら日本はどうするか。

今、言えることは、トランプ大統領、プーチン大統領は安部総理を信頼しており、日本が朝鮮半島の鍵を託されていると言っても過言ではないように思います。安部総理は戦後日本の置かれた立場を理解しており、意に反しても協調することも必要と認識しているでしょう。

トランプ大統領は、大統領就任演説で次の文を読み挙げました。これは、これからの世界に対するアメリカの基本姿勢です、この考えはトランプ大統領演説の最も大切な対外策の部分だと思いますし、当然北朝鮮への米国策に大きく反映するでしょう。

We will seek friendship and goodwill with the nation of the world but we do so with the understanding that it is the right of all nation to put their own interests first

We do not seek to impose our way of life on anyone ,but rather to let it shine as an example for everyone to follow

「私達は、世界の国々にはそれぞれ自国の国益を、第一に追求する権利があることを理解しています。私達は、アメリカのやり方を誰かに押し付けたりはしません。」

マゼール指揮のニューヨーク・フィルの北朝鮮とアメリカ国歌演奏(3分56秒)のユーチューブの画面は、私達に何かを語りかけ、未来を託しているでしょうか、楽団員と北朝鮮側一般通訳者の別れ際の涙の英語での別れ際の感動的な会話がありますが、会話内容はここには記しません。言えることは、一般両国民は愚かな策を決して望んでいないと思います。

今、日本にとっても戦後最大の岐路に立っているかも知れません。どう言う結末になるか分かりませんが、今言える事は4カ国(北朝・日・米・ロ)は孫子の兵法に帰すると思います。

私達に、今出来ることは、北朝鮮問題に関心を持つこと!

メディアの北朝鮮報道をそのまま鵜呑みにしないこと!

この2つは極めて大切だと思います。


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