極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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極東の専守防衛軍

2013-07-05 06:39:31 | 日米

過去の新聞記事に、最も信頼される組織として自衛隊がトップとなっていましたが、国民は冷静な判断をしてると感じています。

それなのにどうして憲法を改正し軍隊としての誇り、尊厳を与えないだろうか不思議でなりません。(軍隊より自衛隊の名称が言いといえばそれもいいと思います。)

諸外国でこんな組織はありません。独立国として専守防衛に徹した陸、海、空の軍隊(周辺国の状況を見ながら、国民の理解を得て可能な限り整備)を保持することは日本国として当然だと思います。本来は時の政府は真剣に処理すべき最も大事な事項であったはずです。ただ利用できる組織選挙票田位しか考えていなかったでしょう。事実自衛隊票を頼みに当選した議員は・・・何故なら以後の政治活動を精査すれば・・・

現憲法下では自衛隊は問題等が多々ありますし、時の政府の自衛隊運用も、米国の意向?で自由に特別法等を作り、無茶苦茶でもう何でもあり、呆れてしまいます!

在日米軍も戦後60年以上経過し、憲法を改正し自衛隊が軍隊として存在すれば、政府が撤退、縮小等を粘り強く交渉すれば、民主的な国民合意であれば、駐留理由が厳しくなり縮小等するのは間違いないでしょう。独立国として当然のことだと思いますし、結果的には「周辺国家の極めて大きな信頼を得る」ことに繋がることになるのは間違いないと思います。逆に言えば周辺諸国の信頼を得られない大きな原因はここにあるように思えます。

日米安全保障条約等(現在米国は、大事な事項はまったく守らないし、それを知ってても政府は無視?)は速やかに国民の合意を得て改正する必要がありますし、長い目で見れば、真の日米の信頼に繋がるでしょう。

一部の政治家は必ず、自衛隊程度の軍事力では周りの力関係の兼ね合いから米軍の存在が必要であると・・・今後の日本は専守防衛力と同時に「真の外交力」が問われる場が多々あるでしょう。特に真の国益を考えない、考えることが出来ない、議員、官僚、外交官等は排除されるべきです、極々当たり前のことです。

米国の世界戦略等読むと、在日米軍はあくまで「自国のアジア戦略上」日本に駐留しており日本防衛とはあまり関係がない面が散見されます!
その証拠に日米安全保障条約、地位協定を精査すれば、国民が思ってることとかけ離れているのです。国民は細部が良く分からないまま、米軍が日本をいつでも守ると信じ込んでると思います。

政府も今更在日米軍は、自国益のため、日本に駐留してるなんて声高々に国民に言えないでしょう、在日米軍既得権者の猛反発を受けるでしょう。
 
自衛隊は「平時」には、憲法上日本を守ることは出来ません、(一部航空自衛隊の対領空侵犯処置以外は。)国会議決、総理等の命令で初めて行動ということになります。世界では「平時」に自国を防衛することはごく当たり前の行為です、自衛隊が暴走するとか言う人がいますが、憲法、法律等が整備され、国民の理解を得、厳格に運用すれば事足りることです。
 
自衛隊の任務は有事に国を守ることですが、特に今回の地震で活躍した自衛隊、何より行動で示してくれたことを国民は忘れてはならないと思います。特に福島での行動では数千人が被爆したと言われていますがニュースに出ることはありませんでした。

特に若者の人たちは、国防を真剣に考える必要があります。憲法が改正されようが、されまいが防衛問題に少しでも関心を持ってほしいです、未来の日本の為にも・・・


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