日銀の突然の金融政策変更で株価が暴落した。
為替も反応し、一時130円台を付けた。
もう少し早く対応していれば、円高も150円にもならず、物価上昇で国民を苦しめる度合いも減っていただろう。
また、米国の株価が堅調の中では、株価もここまで反応しなかっただろう。
黒田のやり方は、異次元の金融緩和もそうだが、為替介入のサプライズ効果と同じ手法で、市場との対話がなされていない。
中央銀行の手法としては不適切であろう。
前から指摘しているように、長期間のゼロ金利は副作用があり、金融政策の変更自体は間違っていない。
これまでの発言の信頼性が薄れると、中央銀行への信頼が無くなる危険性がある。