ノーベル生理医学賞が発表され、ドイツのスバンテ・ペーポ氏が受賞した。
人類の進化の歴史の見方を大きく塗り替えた素晴らしい研究である。
しかし、今年はコロナ・ワクチンの開発に貢献したカタラン・カリコ氏が受賞するものと思っていた。
毎年思うのだが、生理学賞と医学賞を二つに分けて、二人に上げたいと思う。
ノーベル賞の波及効果は大きい。
IPS細胞も、ノーベル賞によって大きくクローズアップされ、以後の進歩は目覚ましいものがある。
ノーベル賞のたびに、日本の科学技術に対する貧弱な投資が話題になるが遅々として進まないのは残念だ。