想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

レオパレス問題の深刻さ

2019-03-19 16:20:51 | 社会・経済

レオパレスの不良建築問題が波紋を広げている。
昨年、息子が新居を建築したが、個人にとっては、一生に一度の大事業であり、大いに悩むことになる。
建売りの場合、個人の力では、優良物件であるかどうか判断するのは難しい。
従って、多少高くても、信頼できる住宅メーカーと契約せざるを得ない。
それでも、担当の工事管理者によっては、手抜き工事を見抜けない可能性がある。
発注者が、建築途中のチェックは難しく、たとえ、見に行っても、見抜けないだろう。
引渡し前に、社内の完成検査が実施されるが、検査部門が独立しているわけではない。
東洋ゴムの免震装置のようなケースではなおさらである。
建築関係のトラブルは、以前にも発生しており、そのつど、国土交通省は、再発防止に努めるというが、今後もなくならないだろう。
少なくとも、独立した検査機関による検査の制度化が必要だろう。

商売上手なマリナーズ

2019-03-18 09:22:38 | スポーツ

マリナーズと巨人のオープン戦を見た。
東京ドームは、立ち見が出るほどの超満員である。
大スターのイチローも45歳になり、昨年も現役で出場していないし、オープン戦でも全然打てていないので、大きな期待は出来ないが、ファンは、元気な姿を見るだけで良いのだろう。
イチローを現役で見ることが出来るのは、多分今年が最後のチャンスだろう。
マリナーズにとっては、アスレティックスとの開幕戦も超満員になるだろうし、イチローを出場させることで、営業上は充分にペイすることになる。
イチローは、3打席凡打ではあったが、守備はまだまだ大丈夫そうだ。
日本と大リーグとの力の差も縮み、マリナーズ・クラスであれば、互角に試合できそうだ。

ウィーン・フィル、シェーンブルン・コンサート2018

2019-03-17 11:06:05 | 音楽

このコンサートは、毎年見ているが、何度見てもすばらしい。
指揮者がゲルギエフ、演奏はウィーン・フィル、歌手がネトレプコとは、なんとも贅沢なコンサートだ。
入場料はいくらなのだろう。
コンサートに縁遠くなってからは、コンサートの放映は楽しみの一つである。
今回のコンサートは、クラシックに少し親しんだ人には、一度は聴いたことのある名曲ばかりで、大いに楽しめたことだろう。
すばらしい雰囲気の中のコンサートであるが、後方の人たちには、どのように聞こえているのだろうか。
聴衆は、幸せな気分一杯で、帰宅の途に着いたことだろう。
なんともうらやましい。
画面で、一つ気になったのは、一人の若い女性がタバコを吸っているのが写っていたことだ。

井山の驚きの形勢判断力

2019-03-16 10:25:45 | 囲碁

棋聖戦の最終局は、正に死闘といえる激戦だった。
解説を聞いていても良くわからない状況が続いた。
大優勢の第6局で逆転負けした井山のショックはかなり大きかっただろう。
名人戦と同じく、3勝1敗からの最終局にも連れ込み、嫌な予感もあっただろう。
一方の山下は、失うものはない。
井山の大石を仕留めた時は、誰もが、山下が棋聖位を奪還したと思っただろう。
本人も、手ごたえを感じただろうが、囲碁は、ここから勝ちきるのが難しい。
それにしても、井山の冷静な形勢判断には驚いた。
さすが井山と言うほかない。
最終局まで楽しませてくれた両者に拍手を送ろう。

地方の中都市暮らし

2019-03-15 19:42:39 | 日記・エッセイ・コラム

息子のところで暮らし始めてしばらく経過した。
天気の良い日にはできるだけ散歩をするようにして、街の様子を調べてきた。
ほとんど人が、車で行き来をし、歩いている人は少ない。
ただ、市電が走っているので、大助かりである。
日常生活に困ることはないが、やはり少し物足りない。
東京の場合、毎日どこかで、コンサートがあり、好きなときに行けるが、そうは行かない。
展覧会や美術館、庭園めぐりと、当たり前に思っていたものが、縁遠くなってしまった。
散歩をしていると、梅、菜の花、彼岸桜と季節の花には出会うが、物足りない。
歩いて行ける範囲に、図書館がないのも不便だ。
年を取ると自然に恵まれた田舎暮らしが良いという人も多いが、どうやら、私の場合は、都会のマンション暮らしのほうが向いているようだ。