レオパレスの不良建築問題が波紋を広げている。
昨年、息子が新居を建築したが、個人にとっては、一生に一度の大事業であり、大いに悩むことになる。
建売りの場合、個人の力では、優良物件であるかどうか判断するのは難しい。
従って、多少高くても、信頼できる住宅メーカーと契約せざるを得ない。
それでも、担当の工事管理者によっては、手抜き工事を見抜けない可能性がある。
発注者が、建築途中のチェックは難しく、たとえ、見に行っても、見抜けないだろう。
引渡し前に、社内の完成検査が実施されるが、検査部門が独立しているわけではない。
東洋ゴムの免震装置のようなケースではなおさらである。
建築関係のトラブルは、以前にも発生しており、そのつど、国土交通省は、再発防止に努めるというが、今後もなくならないだろう。
少なくとも、独立した検査機関による検査の制度化が必要だろう。