特別防衛監察の曖昧さ

特別防衛監察の報告書の発表を前に稲田大臣が辞任を表明した。
そのため、予定されていた閉会中審査の開催は延期され、真相は判らない。
もともと、この特別監察は大臣が行うものであり、大臣が対象になる場合は、第三者による監察でなければ、本当のことは明らかにならないだろう。
稲田の発言をどこまで信用するかは疑問が残るところだ。
① 会議に出席して、聞いていても正しく理解できてない。
② 幹部が、大臣として認識していないので、きちんと報告していない。
③ 森友の弁護のように、都合の悪いことは忘れる
いろいろ考えられるだろうが、どれに該当するにしても、大臣の資質にないことになる。
本人の言によると、進退について、安倍に相談していたようだが、稲田を護ってきた安倍は苦しい立場に追い込まれるだろう。
稲田も安倍も、虚偽の答弁をしていたことになりかねない。
一方、対峙する民進党の代表が辞任し、しばらく混迷が続きそうだ。