ウィキリークスが、米国のNSAが2006年から、日本の要人への盗聴を行っていたとの文書を公開した。
以前に、フランス大統領やドイツのメルケル首相の盗聴が明らかにされた際、ある程度予想され、日本も同様だろうと思ったが、やはりそうだったようだ。
同盟国として、安保法制が審議されているが、米国は本当に信頼できる相手なのだろうか。
経済問題でも、相手の手の内を、盗聴で把握して交渉する国ということであれば、自国有利のことしか考えていないことを前提にしなければならない。
ところが、新聞もTVも、一報は報じたものの、その後、ほとんど触れられていないのはどういうことだろう。
世界における米国の地位低下が歴然としてきているが、同盟国の信頼を失うようであれば、その方向はますますはっきりしてくるだろう。
秘密保護法で国民への情報公開を制限する一方、米国には筒抜けでは全く意味が無い。
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