想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

白鵬の審判部批判の波紋

2015-01-28 10:06:23 | スポーツ
白鵬が13日目の稀勢の里との取り組みで審判部が取り直しの判定をしたことを批判したとして波紋を投げている。
横審の内山委員が苦言を呈しているが、少し気になる点がある。
私もビデオを見たが、相撲の流れから白鵬が勝っていたように思えた。
日本人横綱待望論があって、もし、取り直しで稀勢の里が勝てば、わずかだが、優勝の目が残ることになる。
大鵬の記録が破られることへの抵抗もないとはいえない。
13日目で優勝が決まっては、興味が薄れるし、取り直しにすれば、お客さんも喜ぶだろう。
しかし、白鵬が勝ったから良いものの、もし負けていたら、たとえ優勝しても後味の悪い場所になっただろう。
全勝優勝で終わったのだから、あえて言う必要がなかったかもしれないが、白鵬が云うように、日本人になりきって、相撲界を支えてきたのに、ずっと差別感を感じてきたことへの本音が出たのではないだろうか。
大鵬は文句を言わなかったというが、あの時代には、言いたくてもいえなかっただろう。
現在は、相撲も国際化しているにもかかわらず、古い体質のままの相撲協会にも問題があると反省すべきである。
「未熟だ」で済ますべきでないような気がする。

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