G20の財務相会議は、コロナとロシアへの制裁に伴う世界経済の停滞、混乱にどう対処すべきか議論をする会議であるべきであろう。
プーチンがロシア経済は今年20%近いインフレになるといったようだが、世界中の国でインフレが加速すると予想される。
ロシアへの制裁に加わっていないものの非難決議に賛成している後進国の多くは今後困難な状況に追い込まれるであろう。
残念ながら、会議はG7+3とその他の国に完全に分断されたままで閉幕した。
米国のイエレン他のメンバーが退席して、議論から逃避したため実のある議論もなく、対策も見いだせなかったようだ。
景気が良いのは米国だけで、格差が広がれば、欧米の制裁に賛同する国は徐々に減ることも考えられる。
毎年行われる日露のさけ、ます漁業交渉が妥結したのには驚いた。
ロシアの軟化、話し合えば折り合えることは重要だ。
ホモサピエンスは、戦争をするようにできているそうだが、小さな紛争で抑える知恵が必要なようだ。
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