自民党の総裁選は、予想通り岸田が勝ったが意外な点もあった。
まず、第1回投票で、1票差とはいえトップに立ったことである。
また、高市が議員票で河野の上に立ったことである。
これでは勝負あった。
河野が勝つためには、党員票で大差をつけることが条件である。
党員票は、岸―安倍の流れをくむ右派が20%存在し、中道保守が40%、進歩的保守が20%、無党派的存在が20%と言われる。
河野は60%以上の獲得が必要だが、これはかなり難しい。
「岸田は腰砕け」と書いたが、これが当選するための戦術であったことを期待したい。
コロナの感染者が減り、選挙への危機感が減少したことも影響したのだろう。
安倍の電話で多くの1-3回の議員が義理を優先して高市に投票したと言われるが、いかにも情けない。
岸田色をどう出すか見ものだが、まず、菅が拒否した6人を任命したらどうだろう。
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