想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

THE BEST of “FATS” WALLER & HIS RHYTHM-PIANO SORO 

2011-07-29 14:25:36 | アート・文化

ファッツ・ウォーラーのすべて

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熱中症にならないよう、外出を控えていたが、「ぐるっとパス」の期限が、近付いてきたので、久し振りに、展覧会に出かけた。

松岡美術館は、「西洋絵画の中の人びと」と題し、シャガールの「婚約者」他、派手さはないが、良い作品が展示されており、観覧者も少なく、落ち着いて観ることができた。

東京都庭園美術館では、「皇帝の愛したガラス」と題して、エルミタージュ美術館所蔵のガラス・コレクション、200点弱が展示されていた。庭園美術館は、この種の展覧会には、最もふさわしい場所であり、一見の価値がある。

「ぐるっとパス」の宣伝をするわけではないが、この二つの展覧会へ行くだけで、元をとった勘定になる。

ついでに、自然教育園に立ち寄った。白金という一等地に、これだけ緑の自然が残っているのは、貴重な財産である。

ここで、久し振りに、シオカラトンボに出会った。小学校の3年生の夏休みから、昆虫採集を始め、大学受験で断念するまで、夏休みは、昆虫採集に明け暮れていた。

カブトムシ、クワガタ、カナブン等を採るには、どうしても、同居するスズメバチを避けることができない。体長5センチ以上のオオスズメバチを採取したり、蜂の巣を突っついたりしたが、幸い、スズメバチに刺された経験はない。

小学校を卒業する時、標本を教材に寄贈してほしいといわれて、求めに応じた。

夏になると、昆虫の展示があるが、自分の採取した標本を思い出しながら、見入ってしまう。

今年は、こんなに暑いのに、蝉の声が聞こえない。今の子供達は可哀そうだなと思う。

今日の1枚も、ジャズ・コレクターズ・アイテムの中の1枚である。

1930年代のファッツ・ウォーラーのレコードは、SP時代に沢山発売されていたが、日本でLP化されるのは、これが初めてである。

A面は、ファッツ・ウォーラー・アンド・ヒズ・リズムの演奏、B面は、彼のピアノ・ソロである。

あまり知られていないが、彼は、史上最初のジャズ・オルガン奏者である。


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