テニスのウィンブルドンが開幕した。
久しぶりに見てみようと思っていたので、放送を見る前に姿を消してしまったのは残念である。
しかし、前哨戦でも負けている相手であり、初戦の相手としては、ランキング３９位というのは厳しい組み合わせで、充分予想された。
テニスは、ローン、クレー、ハードと異なる条件のコートで戦わねばならず、ランキングの上位を維持するには、オールラウンドを要求される。
従って、グランドスラムを達成した選手は特別な存在である。
大坂の場合、子供の頃から、ハード・コートで育っており、年齢的にも経験不足で、ローン、クレーで負けても不思議ではない。
優勝に貢献したコーチを変えたことで、その圧迫感も影響しているであろう。
一方、錦織は上位の貫禄を示した。
流れが相手に向いた２ｎｄセットのタイ・ブレークを制すると、ストレート勝ちを収めた。
大坂は、タイブレークを失い敗れたが、上位者はタイブレークを確実に取らねばならない。
得意のハード・コートで力を取り戻せるか、注目である。