想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

お粗末な政府の研究開発への姿勢

2018-10-04 10:25:53 | 日記・エッセイ・コラム

京大の本庶教授がノーベル医学生理学賞を獲得した。
以前から候補になっており、受賞は遅すぎたくらいだ。
しかし、とにかく良かった。
記者会見で、賞金は、若手研究者の育成のための基金として京大に寄付をするそうだ。
過去にも、大隅教授がノーベル賞の賞金を基金として寄付をしている。
いずれも、お粗末な国の予算削減で、日本の研究開発の将来を憂えてのことである。
若手の優秀な研究者の多くが、あまりの待遇の悪さに、中国へ流れていると聞く。
このような状態が続けば、日本の科学技術に未来はないだろう。
第4次安倍内閣の改造が行われたが、残念ながら、この顔ぶれでは、とても大局観のある人材が見当たらない。