想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

「知らなければ法に触れない」という感覚

2015-03-03 15:39:02 | 政治
連日、政治家と金の問題が報道されている。
イスラム国、少年殺害事件と暗いニュースばかりが目に付く。
こんなに次々と政治資金で問題になる閣僚が多い内閣は過去にもない。
安倍が答弁しているように、「この程度のことは問題ない。」「知らなかったのなら、法に触れない。」という認識だから、当然の結果なのだろう。
確かに政治家自身が金の出入りのすべてを把握することは難しいかも知れない。
しかし、下村大臣のケースのような団体が政治団体でないとなると、政治資金規正法という名のザル法の全面改正が必要だろう。
安倍は、任命責任は自分にあると述べているが、本音とは感じられない。
多くの自民議員の中に、「おかしい」と思う人間がいないのだろうか。
絶対多数を持つと、基本的には思うようになるので、どうしても傲慢になりやすい。
この程度の問題はまだ小物といえるかもしれないが、集団的自衛権や憲法改正の議論は将来の大きな危険を含むだけに、多数の横暴を許してはならない。