想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

東京高裁のあきれた判決

2015-03-21 11:17:58 | 社会・経済
「一票の格差」の判決が東京高裁であった。
昨年12月の選挙前に、「0増5減」し、格差を縮小した点を評価し、「合憲」の判決を出した。
最高裁が指摘した改革をせずに放置し、選挙前に「0増5減」という、お茶を濁した程度の改革を是認したのだ。
いずれ、他の高裁に続き、最高裁の判断が出るわけで、東京高裁の判決は大して意味がないかもしれないが、東京高裁の裁判官は、まるで何もしたくない政府の応援団のようだ。
一票の平等は民主主義の根幹であり、これが理解できないのは、憲法で保証している平等を否定するものであり、裁判官の資質に疑問を抱かざるを得ない。
高裁の裁判官は国民の審判を受けないので、その資質に目をつぶらざるを得ないのだろうか。
せめて、「選挙は無効とはしないものの、現状は違憲状態で、早急に改革すべきであり、国会で改革が出来ないのであれば、第三者に委託すべきである。」くらいの意見を付すべきであろう。
新聞情報では、少数意見の状況はわからないが・・・