<o:p>
プロ野球は、間もなく両リーグの優勝が決まる段階になった。
セ・リーグは予想通り、巨人の優勝で決まり、パ・リーグは、混戦が予想されたが、どうやら、楽天の初優勝となりそうだ。
セ・リーグはクライマックス・シリーズの3位争いが激烈であるが、勝率が5割に満たないチームが出場する意味があるのか疑問である。
アメリカのように、チーム数が多い場合は良いが、6チームで再試合とは、チャンチャラおかしい。
出身地別対抗とか、社会人、大学、高校、外国人チームの対抗戦とか、もっとファンが喜ぶ企画に知恵を絞るべきであろう。
パ・リーグは、本命のソフトバンクと日ハムがスタートダッシュに失敗したため混戦になったが、楽天が優勝すれば快挙である。
今シーズンの話題を独占したのが、田中投手の連勝とバレンティン選手のホームランであろう。
田中投手の場合、高校時代から期待されていたが、見事に花開いた。
長年破られなかった稲尾投手の記録を破り、どこまで伸ばすのであろう。
それにしてもバレンティン選手のホームランの量産ペースはすごい。
王選手の記録は、いろいろな妨害で守られてきたが、今回は時間の問題だろう。
ただホームラン記録の場合、球場の広さや、ボールにもよるので、一概には言えない面がある。
東京ドームや神宮球場のぎりぎりのホームランは、広い球場であれば外野フライである。
その点、阪神のバース選手の54本の記録はすごい。広い甲子園球場がホームで、浜風で左打者には不利な条件下の記録である。
とはいえ、バレンティン選手がどこまで記録を伸ばすか興味深い。