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暑い日が続き、都心のコンサートへ出掛けるのが億劫なので、イタリアン・レストランでランチを済ませ、地元のホールで催されたイタリア・ナポリターナ楽団のコンサートに出かけた。
堅苦しいクラシックのコンサートより、気分転換には、気楽な方がよいかとチケットを購入してみた。
あまり期待していなかったが、「オー・ソレ・ミオ」、「帰れソレントへ」、「フニクリ・フニクラ」と云った聞きなれたナポリ民謡、カンツォーネが次々と披露され、充分に楽しめた。
やはり、日本人の歌手が歌うのとは異なり、陽気なイタリアーノたちの雰囲気だと、本場のにおいがする。
ソプラノのサントゥッチ、テノールのサリネッリはオペラでも活躍している本格派のようだ。
私は初めてだが、この楽団は、2005年以来5度目の来日とかで、日本で結構人気があるようである。
この公演を皮切りに、日本各地を巡回するようで、日本の「花」「浜辺の歌」などをプログラムに取り入れ、拍手を浴びていた。
アンコールの最後を、「ふるさと」で締めくくるあたり、サービスを心得ているようだ。
このような気楽なコンサートも良いものだ。
追記:OCNのトラブルで、ブログがずいぶん遅れた。