天気予報によると、曇天で、折角の金環日食を見ることができないかと思っていたが、早起きして窓を開けると陽が差している。ラッキー!
次の機会は、300年後というから、もうチャンスはない。
小学生の時に、皆既日食があり、ガラスにススを付けて、観測眼鏡を創って見たことを思い出す。今のススの成分では危険とのことであるが、当時は、皆、これで見ていた。
我が家のベランダから、何の障害物もなしに、くっきりと見ることができた。
6月6日には、金星が太陽を通過する天体ショーを観ることができるそうだ。
1957年、世界初の人工衛星スプートニクが打ち上げられ、ゆっくりと空を横切る小さな光を見たのは、随分昔のことになるが、当時は、今のように情報が発達していないので、観た人は少なかったようだ。見逃さないようにと通過予定時刻の20分前位から立ち続けた。
流星群、日食、月食といろいろな天体ショーがあるが、太陽に大きな変化が起きているらしいし、月も少しづつ地球から離れているとのことである。
昔、太陽の黒点が増えると、農産物に影響が出ると騒がれたが、太陽の変化は、磁場に大きな影響を及ぼすので、大きな変動があるかもしれないという。
また、月が地球から離れると、引力に変化が起き、地球の軸の傾きに変化を生じる。
影響が出るのは、まだ、随分先のことではあるが、世界各地で地震、津浪、竜巻が多発する等、地球上の気候変動に多少、影響を及ぼしているのかもしれない。
地球上の1000年の変化など、宇宙の歴史にとっては、取るに足らない変化で、太陽系では、もっと大きな変動が起きているのかもしれない。